「子犬を飼い始めたけど、共働きでトイレのしつけとかご飯とかどうすればいいんだろう?」
子犬を迎えたばかりの共働き世帯の多くが、お留守番中の子犬のお世話について悩まれているのではないでしょうか。
トイレ、ご飯、お水、お留守番中の子犬の安全…考え出したらキリがありませんね。
「本当はそばにいてあげたいのに」と思われている方がほとんどでしょう。
その中でも気になるのは「ご飯」と「トイレ」ですよね。
「明日は残業になりそうなんだけど、ご飯どうしよう?お腹空かせて待たせるわけにもいかないし…」と心配になってしまいます。
また、トイレトレーニング中の子犬についてはお留守番中のトイレは一体どうしたらよいのでしょうか。
今回は、共働き世帯における「子犬のトイレトレーニングとご飯」についてご紹介しますので、じっくり読んでみてください。
共働きをしている場合、お留守番中の子犬のご飯はどうする?
子犬に必要なご飯の回数
まず初めに、小さな子犬時期の一日のごはんの回数について。
目安ではありますが、2カ月頃は1日4回、3~5カ月頃は1日3回に分けて食事をさせる必要があります。
チワワやティーカッププードルなどの超小型犬の場合には、3~4カ月頃までは、1日4回程度に分けて与えたほうが良いでしょう。
というのも、子犬の場合、消化器官が未発達なため、ご飯を消化をするのには時間がかかってしまうからです。
一度にたくさんの量を食べると消化不良に陥る危険性があり、飼い主さんが不在の時に体調不良になってしまうのは困りますよね。
ですので、1日4回に分けてご飯をあげるといいでしょう。
また、子犬は低血糖になりやすいので、お腹が空きすぎないようにする必要があります。
回数を分けていても、ご飯の間隔が空き過ぎるのは問題ですからね。
こまめにご飯をあげたい!どうしたらいい?
犬はまとめて置かれたご飯を数回に分けて食べる、という習慣はありません。
飼い主さんが1日分をフードボウルに入れて「一日の中で数回に分けて食べてね」というつもりだったとしても、それはNG。
いっぺんに食べてしまい、嘔吐してしまうなど、消化不良を起こす可能性が高いでしょう。
小さな子犬時期には、やはりこまめにご飯をあげないといけません。
できれば知人、友人、ペットシッターさんにお願いをしましょう。
しかし、誰かにお願いするのが難しいという場合には、自動給餌器が便利ですよ。
設定した時間にご飯が出てくるので、愛犬が一度に食べてしまうということがありませんからね。
共働きでこまめにご飯をあげることができない時には、このような便利グッズを利用して、子犬のケアをしてあげてみてください。
自動給餌器を使う場合の注意点
初めて自動給餌器を使用する場合には、少しの〝慣らし期間〟が必要。
買ってすぐにお留守番の際に使うと、急に設置された見慣れないものから、いきなりご飯が出てくることになります。
自分が子犬だったとしても怖いですよね。笑
もちろん警戒して当たり前です。
連休や週末を使って、自動給餌器からご飯が出てきて子犬が食べてくれるのを見守る〝慣らし期間〟を作りましょう。
自動給餌器の試用運転も兼ねて、愛犬には「ここからご飯が出てきて食べても大丈夫」と覚えてもらうということですね。
自動給餌器には、〝電気式〟と〝電池式〟がありますが、どちらも使用する際には注意が必要です。
〝電池式〟の場合には電池の残量に注意をしましょう。
せっかくセットして出かけたのに、作動しないということも考えられます。
〝電気式〟の場合には、電源コードにつなげることになりますが、愛犬が電源を抜いてしまわないように注意が必要です。
また、自然災害などで停電になれば自動給餌器が止まってしまうことがあります。
一旦電源が切れると、設定がリセットされてしまうものもありますので、確認が必要ですね。
※どちらも非常に便利ではありますが、「自動給餌器があるから何日も家を空けても安心」ということではない、ということを心に留めておきましょう。
お留守番中の子犬のトイレ〜共働きの場合のトイレトレーニング
子犬のしつけの中でも最も時間と根気を必要とすると言われている〝トイレトレーニング〟については、家を留守にすることが多い飼い主さんにとっては悩みの種ですよね。
仕事から疲れて帰宅したら、部屋やケージ内が排泄物まみれ。帰宅したらまずはひと通り掃除をしないといけない、というのもよく聞く話。
これが毎日のように続くとなると、飼い主さんもイライラ、つい愛犬に当たってしまう…
このように、子犬がトイレを覚えてくれなくて、部屋中にトイレをされてしまうと、お互いにストレスになってしまいますよね。
お留守番中のトイレは準備が鍵を握る
まず大切なのは、お留守番中の環境を整えること。
大きめのサークルを用意して、その中に愛犬が寝床として使用するためのクレート又は毛布などを敷いたベッドを用意します。
そして、寝る場所以外にペットシーツを敷き詰めていきましょう。
というのも、お留守番中はサークル内で過ごしてもらうことにるからですね。
犬は寝る場所とトイレを区別する習性がありますので、寝る場所以外で排泄をするはずです。
最初はうまくいかないかもしれませんが、休日を使って集中的にトレーニングしてみて下さい。
この際にも、サークル内で排泄をするように誘導します。
愛犬の排泄のタイミングでサークル内に連れて行き、排泄がうまくできたら優しく褒めてあげましょう。
休日のサークル内での成功率が上がってきたら、サークルの一部を開けっ放しにして過ごして様子を見ます。
サークルの一部が開放された途端にまたうまくいかないことがあると思いますが、辛抱強くトレーニングを続けます。
「サークル内のトイレシーツの上がトイレ」と愛犬が覚えてくれたら、トイレトレーニング成功です。
最初は失敗も多く、慣れないかもしれませんが、根気を持ってできる時間を使ってトレーニングをしてみてください。
まとめ
愛犬が小さな子犬の時期には、できるだけお留守番の時間が少なくなるようにしてあげた方が良いでしょう。
身近な人にお世話をお願いできないようであれば、ペットシッターさんにお願いしたり、子犬専門のトレーナーさんに短期間預けることも選択肢のひとつとして考えてみるのもおすすめ。
また、最近のペットカメラはかなり精度が高く、スマホやPCからもお留守番時の映像を確認することができます。
自動給餌機能付のものも販売されているようですので、検討してみても良いかもしれませんね。
飼い主さんが愛犬とできるだけ一緒に過ごしたいと思っているのと同じように、愛犬も飼い主さんとのコミュニケーションを求めています。
一緒に過ごせる時間のトレーニングは、お互い楽しい時間になるように心掛けてみて下さいね。
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