物覚えが早く、しつけのしやすい犬種として知られているヨークシャーテリア。他の犬や飼い主さん以外の人にも社交的に接することができるお利口さんです。

 

しかしそんなヨークシャテリアであっても、覚えるまでに時間がかかるのがトイレトレーニングです。

来る日も来る日も愛犬の排泄の後始末と掃除に追われて「一生トイレを覚えてくれなかったらどうしよう!?」と絶望的な気持ちになっている飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんね。

 

今回はヨークシャテリアのトイレトレーニングについて書いてみました。愛犬のトイレのしつけ方でお悩みの飼い主さんは是非参考にして下さいね!

 

ヨークシャテリアのトイレのしつけのポイント

信頼関係を築くことを意識する

小さな身体のヨークシャーテリアですが、かつてはネズミを捕まえる狩猟犬として活躍していました。ネズミを捕まえる際には人間の手を借りずに捕まえていたということもあり、人間への依存度が低いと言われています。

 

そのため、ヨークシャーテリアの場合には、子犬の時期にいかに飼い主さんとの信頼関係を築いておくかがしつけにおける非常に重要なポイントになります。

 

では、ヨークシャーテリアとの信頼関係を築くためには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。

【コミュニケーションを欠かさないようにする】

本来人間への依存度が低い犬種ですので、スキンシップやアイコンタクトなどの細かなコミュニケーションも欠かさないようにすることも重要です。

 

まぐれでもトイレが成功した場合には、必ず目を合わせてしっかりと褒める、愛犬の名前を呼びながら褒める、などの些細なことで構いません。ヨークシャーテリアの場合には、叱るのではなく「褒めて伸ばす」ということを意識するようにしましょう。

 

愛犬には「飼い主さんに褒められたい」という気持ちになってもらい、信頼関係を強固なものにすることこそがしつけのコツです。

【一貫した態度で接する】

トイレトレーニングが思うようにうまく進まなかったとしても、飼い主さんは焦らずじっくりと取り組むようにしましょう。人間と同じで、犬にもそれぞれ個性があるものです。

 

飼い主さんの気分によって、愛犬への態度がバラバラになってしまうと、愛犬は戸惑ってしまいます。

いつもは許されていたはずのことを、ある日は厳しく叱られたりする、などの一貫しない対応では愛犬には理解できるはずがありません。

飼い主さんが愛犬のトイレのタイミングを把握する

愛犬がどんな時に排泄をするのか、愛犬の行動をよーく観察してみましょう。

よく観察していると、排泄の前には体を低くして床をクンクン嗅いだり、くるくると回るような動作が見られるはずです。

 

また、寝起き、ごはんを食べた後、水を飲んだ後、遊んであげた後などに排泄をすることが多いと思います。

愛犬にトイレを覚えてもらうためには、愛犬の排泄タイミングに合わせて、トイレシーツのある場所に連れて行くようにすることも重要です。

 

ヨークシャテリアの正しいトイレトレーニング方法

①トイレシーツの感触を覚えさせる

トイレ シーツの感触を覚えさせることは、非常に重要です。トイレトレーにシーツをセットする方法でうまくいかない場合には、トレーは取り除いてやってみましょう。

 

サークルやケージの中の寝床以外の場所にはトイレシーツを敷き詰めます。犬は寝床や食べる場所では排泄をしないものです。

トイレシーツの感触を覚えてもらい、トイレシーツの上なら排泄をして大丈夫だと覚えさせます。

 

排泄をしたら必ず褒めるようにしましょう。ヨークシャテリアの場合にはしっかりと褒めるということが重要です。

②サークル内のトイレシーツの枚数を減らす

サークルやケージ内に敷き詰めていたトイレシーツの中でも、だんだんと場所が決まってくると思います。決まった場所以外のトイレシーツにうんちやおしっこをしなくなったら、トイレシーツの枚数を減らします。

 

トイレシーツの枚数を減らすと、サークルやケージ内のトイレシーツ以外の場所に粗相をしてしまうことがあるかも知れませんが、飼い主さんは愛犬を叱ったりしないようにして下さいね。

ヨークシャーテリア(ヨーキー)の場合、特に人間への依存度が低い傾向にありますので、飼い主さんから積極的にコミュニケーションを取ったり、信頼関係を構築する努力をしなければ、なつかない場合があります。

 

なかなかトイレを覚えてくれないからと言って叱ってしまうと、気付かぬうちに愛犬との信頼関係が崩れてしまうこともあります。

③トイレシーツを外にも置いてみる

トイレシーツをサークルやケージの外にも置いてみましょう。愛犬の使用済みのトイレシーツを新しいトイレシーツの近くに置いておくと成功率が上がります。

 

学習能力の高いヨークシャテリアの場合、自分のおしっこのにおいがする場所をきちんと探すはずです。そして、きちんとトイレシーツの上でできたらたくさん褒めてあげましょう!

 

この方法でだんだんトイレの成功率が上がってくると思いますが、完璧になるまでにはやはり少し時間がかかります。失敗してしまった時には、冷静な態度で排泄の後始末をしましょう。

 

犬はふわふわとした柔らかいマットや布に排泄をしてしまう習性があります。なかなか覚えてくれない場合には、愛犬がトイレを覚えるまではそういったものを置かないようにしましょう。

まとめ

 

賢いヨークシャーテリア(ヨーキー)のしつけは、本来難しくはありません。トイレを覚えるのも早い場合が多いはずです。

それにもかかわらず、トイレトレーニングがなかなかうまくいかないという場合には、しつけ方法を見直す必要があるでしょう。愛犬との信頼関係が築けていないことが関係しているかもしれません。

 

ヨークシャテリアのトイレトレーニング成功の鍵は何と言っても、成功した際に飼い主さんが笑顔で優しく褒めるということに尽きます。

それを繰り返すことで、愛犬はきっとすぐに覚えてくれるはずですよ♪

 

 

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