「子犬の要求吠えには応えていいの?」子犬を迎えたばかりの飼い主さんなら必ず悩むポイントですよね。

小さな子犬の時期にはゲージでほとんどの時間を過ごさせることになる場合が多いでしょう。

 

とはいえ、子犬がゲージから出たくて「出してよ〜抱っこしてほしいよ」という寂しそうな吠え方をすると、ついつい根負けしてしまいますよね。

しかし、これで良かったのか?と悩んでしまう。

 

そのため、今回は、子犬を飼い始めた飼い主さんが気になる〝要求吠え〟についてお話していきます。

子犬の要求吠えはいつまで続くのか、しつけ方法はどうすればいいのか、といったこともお話していきますので、じっくり読んでみてください。

 

子犬がゲージから出たくて吠える場合にはどうしたらいい?

 

新しいおうちに来たばかりの子犬は不安でいっぱいです。

新しい環境に馴染むまでは、飼い主さんができるだけそばにいて「ここは安心できる場所だよ」とわからせてあげましょう。

 

しかしながら、ずっとゲージのそばにいるわけにもいきませんよね。

飼い主さんが視界から消えたり、夜寝る時に電気を消したりすると吠え出すことが少なくありません。

 

そこで、思わずゲージから出して抱っこしたくなってしまうと思いますが、我慢して下さい。

要求吠えが始まったら、ゲージにバスタオルなどの大きな布をかぶせましょう。

 

目を合わせたり、声を掛けないようにするのがポイント。

「狭いゲージに閉じ込めて、さらに布をかぶせるなんて可哀想!」と思われるかもしれませんが、犬は狭くて暗い静かな場所では落ち着いて過ごすことができるのです。

 

飼い主さんは中の様子が見えなくなって逆に不安になってしまうかもしれませんが、しばらくすると吠えるのをやめるはずですよ。

中にはそれでもなかなか吠えるのをやめない愛犬もいるかもしれませんが、飼い主さんは根負けしないように頑張りましょう。

 

愛犬が30分吠えて、飼い主さんが耐え切れずゲージから出してしまうと、それまでの我慢が台なしですからね。

愛犬は「30分吠え続ければ飼い主さんが言う通りにしてくれる」と覚えてしまうのです。

 

子犬を迎えたその日から、子犬の要求吠えに対してこのような正しい対応をすれば、一週間程度経つ頃には学習して吠えなくなるでしょう。

「要求吠えに負けて、その度にゲージから出してしまっていた」という方も、時間はかかるかもしれませんが、まずは同じように目隠しをしてみて下さいね。

なぜ子犬の要求吠えに応えてはいけないの?

小さな子犬が寂しくて吠えていて、ゲージにとじこめ要求吠えにより、要求が満たされると、それを学習して吠えるようになります。

「吠えれば飼い主さんが思い通りになる」と覚えてしまうわけですね。

 

どんな時でも必ず愛犬の要求に応えてあげられるわけではありませんよね?

愛犬を混乱させないためにも、また今後の色々なしつけをスムーズに進めるためにも、要求吠えには無視を徹底しましょう。

要求吠えはいつまで続くの?

 

子犬の要求吠えは最初こそ可愛いと思うものの、ずっと続くのかと不安になってしまいますよね。

では、実際のところ、子犬の要求吠えはいつまで続くのでしょうか?

 

結論からいえば、要求吠えは、子犬の時期にしつけをしておかなければ、エスカレートしていく形で成犬になっても続いてしまいます。

そのため、子犬の時期にしつけをしておくことが重要ということですね。

 

先ほどもお話したように、なるべく早い段階で要求吠えには無視をする・反応しない、ということを飼い主さんが徹底する必要があります。

この時期にしっかりとしつけをしておけば、大きくなった時に要求吠えで困ることはなくなるので、安心ですよ。

要求吠え対策には愛犬が安心できる環境作りが大切!

寂しさや不安による要求吠えを少しでも減らすためには、愛犬が安心できる環境作りが大切です。

ぬいぐるみや毛布、飼い主さんのにおいがついたタオルなどを寝る前に置いてあげましょう。

 

湯たんぽや、置き時計をタオルに包んだものもおすすめです。

※置き時計のチクタクと動く音が母犬の鼓動に似ているため、安心できるようですね。

 

このように、そばに何かぬくもりを感じられるようなものがあると、子犬は安心できますよ。

子犬の要求吠え対策には防音対策グッズを使うのもおすすめ!

 

子犬の要求吠えをやめさせるためには、無視を徹底することが必要ですが、ご近所迷惑が気になるところ。

手軽に使える防音対策グッズを取り入れながらしつけに取り組むのがおすすめですよ。

 

手軽に使える防音対策グッズは下記のものが代表的ですね。

 

  • 防音シート
  • サークル用の防音カバー
  • 防音カーテン

防音シートは、愛犬が夜過ごす部屋にだけ用意してもOKで、ホームセンターやインターネットで簡単に購入できます。

サークル用の防音カバーはサークルにかぶせることで、音が響き渡ることがなくなる便利グッズですね。

 

防音カーテン布が一枚掛かっているだけで、明らかに音の漏れ方が変わります。

しつけのためにも「無視を徹底する」、これを貫くためにも防音対策グッズがきっと役に立つはずですよ。

まとめ

 

迎えたばかりの子犬がゲージから出たくて吠えるのを無視したり、無反応でいるのは、どんな飼い主さんにとっても辛いはずですよね。

しかしながら、飼い主さんが根負けしないことこそが、重要になります。

 

最初は色々と手が掛かることもありますが、子犬はあっという間に成長してしまいます。

焦らず穏やかな心で成長を見守りましょう。

 

 

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