ワクチンが終了すると、いよいよお散歩デビュー♪ 愛犬とのお散歩を心待ちにしている飼い主さんは多いものです。

しかしながら、いざお散歩デビューをしてみると、「子犬と散歩に行っても歩かない…」「外に出るのを嫌がってしまう」ということは非常に多いようです。

 

一般的に「犬はお散歩が好き」というイメージがありますよね。それにもかかわらず、お散歩デビューしたて時期には、子犬がお散歩を嫌がるというケースは珍しくありません。

 

今回はお散歩を嫌がる子犬のしつけについて書いてみました。「子犬と散歩に行っても歩かない!」とお悩みの飼い主さんに是非参考にして下さいね♪

 

子犬が歩かない?!お散歩を嫌がるのはなぜ?しつけの方法は?

 

犬にとってお散歩はなくてはならないものです。お散歩は運動の為というだけでなく、外に出ることで様々な刺激を受けられる大切な時間です。

 

愛犬の社会化の為にも欠かせません。お散歩の少ない犬は、社会化不足により警戒心が強くなったり臆病になったりします。

そのため、問題行動を起こしてしまうことが多いようです。

 

愛犬には心身共に健やかでいてもらいたいですよね。もちろん、飼い主さんにとってもお散歩は愛犬とのコミュニケーションを取るための大切な時間になります。

 

しかしながら、いざお散歩デビューをしてみたら全然歩かない子犬が多いのは一体なぜなのでしょうか。

ほとんどの子犬に考えられる原因は「初めての経験への恐怖心」です。

 

ワクチン終了までは飼い主さんと共に安心できる自分の場所である家の中で過ごしていた子犬。それをある日突然外に連れ出され、車、自転車、走り回る子供、他の犬、見知らぬ匂いや音…様々な「初めて」を経験することになります。

 

人間にも同じことが言えますが、初めて何かにチャレンジするのには不安や緊張、恐怖を伴うものですよね。子犬がまだ慣れないお散歩を嫌がるのも当然かもしれません。

 

お散歩デビューの際に、子犬にとって何か大きなストレスになるようなことがあってはトラウマになってしまいます。子犬を迎えたばかりの頃と同じように、少しずつ新しいことに慣れさていくのが良いでしょう。

 

子犬のお散歩デビューの前のしつけ

まずは、お散歩デビューの前に簡単なトレーニングをしておきましょう。

すでにお散歩デビューをしたけれど、どうしてもお散歩を嫌がるという愛犬の場合もぜひ試してみて下さいね。

 

首輪・ハーネス・リードの装着に慣れさせる

室内で首輪やハーネス、リードを装着します。無事装着できたら褒めてあげましょう。

最初のうちは装着されている違和感から外そうとしたり、仕切りに脚や鼻を使って気にして触るかもしれませんが、しばらくすれば必ず慣れてくれます。

くれぐれも愛犬の要求に負けて、すぐに外したりしないようにして下さいね。

 

次に、リードを装着して歩くことに慣れてもらいます。飼い主さんがリードを持ち、室内を歩いてみましょう。愛犬が安全に歩くための練習です。

拾い食い防止のしつけの為にも愛犬のペースではなく、飼い主さんのペースで歩かせることが重要です。

 

飼い主さんのリードの持ち方にもちょっとしたコツがあります。リードは極力短く持つようにしましょう。

飼い主さんのすぐ横に子犬がくっついて歩ける程度を保つようにして下さいね。上手に歩けたらご褒美におやつをあげるのもおすすめです。

 

部屋の中から外の様子を見せる

愛犬を抱いて、外の様子を見せてあげましょう。車の音、通行人の声、鳥の鳴き声…すべてが子犬にとっては目新しい刺激となります。

いきなり外を歩かせるのではなく、まずは愛犬にとって安全な場所から外の景色を見せ、外のにおいを嗅がせます。

 

抱っこでお散歩

いきなり地面を歩かせるのではなく、まずは愛犬を抱っこしてお散歩しましょう。

最初は人通りや車、子供の多い場所ではなく、比較的静かな場所を選ぶようにします。徐々に刺激の多い場所を見せるようにしましょう。

 

愛犬が外の様子を怖がらなくなってきたら、抱っこで比較的静かな場所まで連れて行き、地面に置いてみます。いきなり歩かせようとしなくて大丈夫です。地面のにおいを嗅ぐことができたら褒めてあげましょう。

 

いよいよ子犬のお散歩デビュー

 

お散歩デビューのためのトレーニングに慣れたら、いよいよ初めてのお散歩です。

自宅から出てすぐに歩かせようと地面に置くと、いきなり帰ろうとせがむ場合がありますので、まずは静かな道を選んで抱っこで歩きます。

 

自宅から離れたところで地面に下ろしてみましょう。

しばらくはきょろきょろと辺りを見回し、歩こうとしないかもしれませんが、子犬が自分で歩き出すまでは飼い主さんも無理矢理引っ張ったりしないようにします。

 

子犬が少しでも歩いたら、しっかりと褒めてあげましょう。小さなおやつを与えるのもおすすめです。

「お散歩する=楽しいことがある」と子犬が覚えるようにしばらくはこれを繰り返します。

 

また、小さな子供や他の犬が近づいてきたら、最初のうちは怖がる様子があれば抱き上げてしまってかまいません。お散歩をすることに慣れるまでは、少しでも良くないイメージを持たせてしまうことは避けるのが良いでしょう。

 

まとめ

 

最初から怖がらずにお散歩ができる子犬は少ないはずです。少しずつ時間をかけて慣らしていくようにしましょう。

 

また、お散歩中にアイコンタクトを取ったり「〇〇ちゃん、上手に歩いてお利口だね〜」などと声を掛けてあげることも欠かさないようにして下さいね♪

 

 

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