愛らしい顔立ちと、美しい被毛が印象的なヨークシャーテリア(ヨーキー)。成長とともに毛色が美しく変化することから「動く宝石」という異名を持つことでも知られています。

 

室内でも飼うことができ、気軽に一緒にお出掛けを楽しめるのは小型犬ならではの魅力と言えますよね。日本では戦後から永らく愛され続けている人気の犬種です。

 

しかしながら「これからヨークシャテリア (ヨーキー)の子犬を迎えたい!」という方は、そんなイメージだけで迎えるのではなく、ヨークシャテリア (ヨーキー)ならではの気質やしつけのポイントを理解した上で準備すると良いですよ♪

 

今回はヨークシャテリア (ヨーキー)のしつけ方、育て方について書いてみました。

ヨークシャテリア (ヨーキー)の子犬を迎えたばかりという方は、気になる無駄吠えや、噛むのをやめさせる方法についても是非参考になさって下さいね!

 

ヨークシャテリア (ヨーキー)のしつけのコツ

 

 

ヨークシャーテリア(ヨーキー)場合には、子犬の時期にいかに飼い主さんとの信頼関係を築いておくかが非常に重要なポイントになります。

それさえ意識すれば、ヨークシャーテリア(ヨーキー)のしつけ方・育て方は難しくはないはずです。噛む・吠えるという基本的な犬の行動から考えてみましょう。

ヨークシャーテリア(ヨーキー)は気難しい!?

小さな身体のヨークシャーテリア(ヨーキー)ですが、かつてはネズミを捕まえる狩猟犬として活躍していました。その為、狩猟犬ならではの気が強く少々興奮しやすいところがあります。

 

ネズミを捕まえる際には人間の手を借りずに捕まえていたということもあり、人間への依存度が低い部分があるでしょう。

そんなヨークシャーテリア(ヨーキー)ならではの気質から、「懐きづらい犬種」「気難しい犬種」と言われてしまうこともあるようです。しかしながら、ヨークシャーテリア(ヨーキー)はテリア系犬種ならではの賢さを持ち合わせています。

 

本来物覚えが早く、他の犬や飼い主さん以外にも社交的に接することができます。

 

しつけ成功の鍵を握るのは「信頼関係」を築くこと

ヨークシャーテリア(ヨーキー)のしつけをスムーズに行うためには、飼い主さんが愛犬との信頼関係を意識することが非常に重要です。

では、ヨークシャーテリア(ヨーキー)との信頼関係を築くためには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。

 

【一貫した態度で接する】

しつけのためのトレーニングが思うようにうまく進まなかったとしても、飼い主さんは焦らずじっくりと取り組むようにしましょう。人間と同じで、犬にもそれぞれ個性があるものです。

 

飼い主さんの気分によって、愛犬への態度がバラバラになってしまうと、愛犬は戸惑ってしまいます。いつもは許されていたはずのことを、ある日は厳しく叱られたりする、などのバラバラの対応では愛犬には理解できるはずがありません。

 

ヨークシャーテリア(ヨーキー)のしつけに取り組む際には、飼い主さんが正しいしつけ方法や対処法を学び、一貫した態度で接するようにしましょう。

 

【コミュニケーションを欠かさないようにする】

本来人間への依存度が低い犬種ですので、スキンシップやアイコンタクトなどの細かなコミュニケーションも欠かさないようにすることも重要です。

飼い主さんの都合で、お散歩や遊びの時間があまり取れない日もあるかもしれません。

 

そんな時こそ、愛犬へのフォローを疎かにしないようにしましょう。ちょっとしたスキンシップや、トイレの後には必ず褒める、目が合えば褒める、などの些細なことで構いません。

 

愛犬と一緒に過ごせる時間中は可能な限りコミュニケーションを取る努力をしましょう。

 

ヨークシャテリア (ヨーキー)噛む場合のしつけ方・育て方

 

ヨークシャーテリア(ヨーキー)は小型犬で愛らしい容姿をしていますが、テリア系犬種らしい気が強く少々興奮しやすいところがあります。

狩猟犬としての本能の名残で、遊びの最中に興奮して本気で噛んでしまうこともあるかもしれません。

 

そのような時には、まだ小さな子犬のうちは歯が当たってもあまり痛くないかも知れませんが、遊んでいる最中に少しでも手を噛まれたり歯が当たったりしたら、遊びを中断するようにしましょう。

おもちゃを使って遊んでいる場合には、速やかに取り上げます。そして、動かずに無視をしましょう。

 

「え〜!?どうしたの?もっと遊ぼうよ」と甘える仕草でじゃれついてくると思いますが、しばらくの間は無視を続けて下さい。子犬が落ち着いたら、興奮させない程度に優しく褒めましょう。

 

愛犬が落ち着いたら遊びを再開します。また甘噛みをされたら、無視をして落ち着くまで待つ、これを徹底します。

 

楽しく遊んでいたはずなのに、急に中断されたら子犬は悲しくなります。段々と「甘噛みをしたり歯を当てると遊びが終わっちゃって悲しいな」と理解するようになります。

 

ただし、家族で犬を飼っている場合には注意が必要です。全員が子犬の噛み癖に対して、同じように対応するということが重要なのです。

賢い犬種ですので、対応に一貫性がないと飼い主さんを信頼しなくなり、言うことを聞かなくなってしまうことも。

必ず家族でしつけ方を統一するようにしましょう。

 

ヨークシャテリア (ヨーキー)吠える場合のしつけ方・育て方

あまりにも吠え続けられてしまうと、飼い主さんは根負けして愛犬の言う通りにしてしまったり、イライラしてつい叱ってしまうこともあるかもしれません。でも、そこは我慢が必要です。甘え鳴きや要求吠えには「無視をする」ということが効果的なのです。

 

飼い主さんが根負けしてしまうと「吠え続けていれば飼い主さんが言う通りにしてくれる」と覚えてしまいます。どんな時でも必ず愛犬の要求に応えてあげられるわけではありませんよね?

 

飼い主さんは、愛犬を混乱させない為にも、一貫性のある対応をしてあげましょう。辛いかもしれませんが、無視を徹底することが重要です。

 

また、叱ることも逆効果になってしまう場合があるのでやめましょう。愛犬を興奮させてしまう可能性があるからです。愛犬が吠えるのには、過度な興奮による場合があります。

 

そういった場合には興奮を鎮めるための「おすわり」や「待て」が効果的です。飼い主さんに注意を向けさせることで、一度気持ちを落ち着けさせましょう。

 

まとめ

 

ヨークシャーテリア(ヨーキー)の場合には、叱るのではなく「褒めて伸ばす」ということを意識するようにしましょう。愛犬には「飼い主さんに褒められたい」という気持ちになってもらい、信頼関係を強固なものにすることこそがしつけのコツです。

 

飼い主さんとの信頼関係さえ築ければ、ヨークシャーテリア(ヨーキー)はきっと素晴らしいパートナーになってくれるはずですよ♪

 

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