短い足でちょこちょこと一生懸命歩く姿が可愛いらしいダックスフンド。

人気の犬種ランキングでは常に上位で、飼っている方が非常に多い犬種ですよね。

 

しかし、意外にも「無駄吠えがひどい」「噛み癖に困っている」とお悩みの飼い主は多いようです。

ダックスフンドのしつけは難しいのでしょうか。

 

今回は、ダックスフンドの無駄吠えと噛み癖を治す方法についてご紹介します。

ダックスフンドの問題行動にお悩みの飼い主さん必見です!

 

ダックスフンドの無駄吠えや噛み癖は、狩猟犬としての気質

 

ドイツ語で〝ダックス〟は「穴熊」、〝フンド〟は、「犬」を意味します。

元々ダックスフンドは、穴熊を狩るための狩猟犬だったのです。

 

その為、ダックスフンドは、狩猟犬特有の吠えやすく、攻撃的になりやすい傾向があります。

また、賢く警戒心の強い性格から、飼い主さん以外の人や他の犬に対して吠えたり攻撃になってしまうこともあるでしょう。

 

しかしながら、本来とても好奇心旺盛で賢い犬種であるダックスフンド。

飼い主さんが正しいしつけ方法を理解し、適切なトレーニングを行えば、きちんと学習してくれるはずです。

 

ダックスフンドのしつけは決して難しいわけではないですよ。

無駄吠えや噛み癖を治す時間はかかるかもしれませんが、焦らず気長に改善していきましょう。

ダックスフンドのしつけは難しい!?

ダックスフンドは賢い犬種であるにもかかわらず、多くの飼い主さんがしつけを難しいと感じるのはなぜなのでしょうか。

実は、犬は生後6ヶ月を過ぎる頃から自我が確立され始めます。

 

ダックスフンドはその賢さ故に、飼い主さんの言う通りにしてくれないことがあるのです。

その為、ダックスフンドの場合は、自我が確立される前にしっかりとしつけをしておく必要があります。小さな子犬の時期にしつけを始めることが肝心です。

 

また、しつけをスムーズに進める為には飼い主さんと愛犬の信頼関係を築くことも重要です。

コミュニケーション不足になっていないか、愛犬との接し方を見直してみましょう。

 

また、元々狩猟犬であったダックスフンドは体力のある犬種です。十分に運動をさせてあげないと、エネルギーが有り余ってしまい、ストレスフルな状態になってしまいます。

ストレスが原因となる問題行動にもかかわらず、飼い主さんは理由がわからず、「しつけが難しい」と頭を抱えてしまうという訳です。

 

無駄吠えや噛み癖を治す方法をみていきましょう。

無駄吠えを治す方法!

甘え鳴きや要求吠えは無視をする

甘え鳴きや要求吠えには「無視をする」ということが効果的です。

あまりにも吠え続けられてしまうと、飼い主さんは根負けして愛犬の言う通りにしてしまいたくなるでしょう。でも、そこは我慢が必要です。

 

飼い主さんが根負けしてしまうと「吠え続けていれば飼い主さんが言う通りにしてくれる」と覚えてしまうのです。

どんな時でも必ず愛犬の要求に応えてあげられるわけではありませんよね?

 

飼い主さんは、愛犬を混乱させない為にも、一貫性のある対応をしてあげましょう。

辛いかもしれませんが、無視を徹底することが重要です。

警戒吠え

警戒心の強いダックスフンドの警戒吠えは、直すのが難しいと言われています。

しかしながら、警戒の原因である恐怖や不安を取り除いてあげることで、警戒吠えは改善できます。

 

チャイムやサイレン、ドライヤー、掃除機の音に反応してしまう場合には、その音に慣れさせることで愛犬の恐怖心は軽減されます。

録音した音を聞かせて慣れさせて、吠えなかった場合にはおやつなどを与えて褒めてあげるようにします。

興奮を鎮めてあげる

過度な興奮により、吠え続けてしまう場合には、興奮を鎮めるための「おすわり」や「待て」が効果的です。

飼い主さんに注意を向けさせることで、一度気持ちを落ち着けさせましょう。

噛み癖を治す方法!

 

飼い主さんを噛むのは、遊んでいる最中であることがほとんどですよね。

遊んでいて少しでも手を噛まれたり歯が当たったら、遊びを中断します。おもちゃを使って遊んでいる場合には、速やかに取り上げてしまいましょう。

 

そして、愛犬とは目を合わせないようにして無視をしましょう。

「え〜!?どうしたの?もっと遊ぼうよ」と甘える仕草でじゃれついてくると思いますが、飼い主さんは我慢して下さい。しばらくの間は無視を続けましょう。

 

愛犬が落ち着いたら、興奮させない程度に優しく褒めます。それから遊びを再開します。

また噛まれたら無視をして落ち着くまで待つ、これを徹底します。

 

また、噛みごたえのあるおもちゃやおやつを用意してあげるのもおすすめです。

ダックスフンドの狩猟本能を満たしてあげることも大切なのです。

問題行動には運動不足解消が効果的!

愛犬の問題行動は、ストレスが原因となっているケース多いのですが、ダックスフンドの場合には特に注意が必要です。

前述しましたが、ダックスフンドにはしっかりと運動をさせてあげる必要があります。

 

お散歩の時間を少し増やしたら、無駄吠えや噛み癖がなくなったという話も珍しくはありません。

また、おもちゃ遊びを効果的に取り入れるのもおすすめです。

 

中でも引っ張り合いっこをして遊ぶことは、ダックスフンドの本能的欲求を満たしてくれ、ストレス解消にはもってこいです。

犬の引っ張りっこ遊びの為のおもちゃには、ロープ状のものを使用します。

 

少し大きめの、十分な長さがある丈夫なものを選ぶようにすると良いでしょう。

引っ張り合いっこをする際の注意点としては、本能的な行動の名残ということもあり、興奮させすぎないようにするということです。

 

少しでも飼い主さんの手に歯が当たったり、唸り始めるようなことがあれば遊びを中断しましょう。

興奮しすぎないように飼い主さんがコントロールしながら遊ぶことが重要です。

まとめ

 

元々狩猟犬であったダックスフンドが吠えたり、噛んだりすることは、ごく自然な行動です。

しかしながら、人間の中で暮らしていく犬には、やはり無駄吠えや噛み癖などの問題行動を直してもらわないと困ってしまいますよね。

 

まずは飼い主さんが愛犬の問題行動について、その理由を理解してあげることが大切です。

そのためには、普段から愛犬としっかりコミュニケーションを取り、信頼関係を築くことが重要です。

 

また、しつけにはゆっくりと時間をかけて改善していくことが求められます。

どうか焦らずに、ゆったりとした気持ちで愛犬と向き合ってあげましょう。

 

 

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