「せっかく子犬用のベッドを買ったのに、ワンちゃんがトイレで寝ちゃう。衛生的にもなんとかベッドで寝かせてあげたい。」
愛しのワンちゃんのためにベッドを買ってあげよう！と思って、たくさんの種類の中から悩んで選んであげたはずが、トイレで寝られちゃうと、ちょっと複雑ですよね。
ベッドでは寝ずにトイレで寝ているのを見ると、「何でトイレで寝るの？」と思わず疑問を抱いてしまうことでしょう。
また、衛生面でもできれば、トイレで寝るのは避けて欲しいところ。
そのため、今回はベッドがあるのに子犬がわざわざトイレの上で寝る理由とベッドで寝てもらうためのしつけ方法もご紹介していきますので、じっくり読んでみてください。
子犬がトイレで寝る理由とベッドで寝かせるためのしつけ方！
子犬がベッドで寝ることなく、トイレで寝てしまう理由は大きく分けて以下の通り。
- 見慣れない新しいベッドに警戒している
- ベッドの大きさが合わない
- ベッドの材質などが苦手
- ベッドが落ち着かない場所にある
しつけというよりもベッドに問題がありそうですが、1つずつ対策と合わせてトイレで寝てしまう理由についてお話していきます。
見慣れない新しいベッドに警戒している
まず、考えられる1つ目の理由としては、見慣れない新しいベッドに警戒しているということが考えられます。
普通に考えて、ある日突然知らないニオイのするベッドが現れたら、誰だって警戒しますよね。笑
そのため、子犬は「これは一体何？知らないニオイがする…近づかないでおこう！」と思ってしまっていることがあるのです。
そしてケージの中にベッドを置いている場合は、ベッドを避けて寝るため、スペース的にその横のトイレの上で寝ていることがありますね。
この場合の対処法としては、ベッドに飼い主さんのタオルや服などをしばらく置いて、匂いをつけてから寝床に設置してあげると子犬も警戒しにくいでしょう。
ベッドの大きさが合わない
また、ベッドの大きさが合わないことで居心地が悪く、トイレで寝てしまうことも考えられます。
トイプードルやチワワなどの子犬の場合、体が小さいので横幅はちょうど良かったとしても高さが子犬にとって少し高いと言うこともありますね。
そのため、子犬からすれば、そこで眠るためにはジャンプをしたり登ったりしなければいけないことがあるのです。
そういった際には、ベッドで寝るのを諦めたり、ためらってしまう可能性も。
ですので、子犬の大きさや高さに合ったベッドをもう一度選び直すといいでしょう。
もちろん、今のベッドは大きくなってちょうど良い大きさになってから使ってもらうのもありですよ。
1つ買ったらしばらく買わないイメージもありますが、環境によっては汚れや破れなどで意外と早く買い換える場合もあります。
個体差はありますが、犬は寝る時に地面を掘るような仕草をすることがありますので、意外と消耗品なので無駄にはならないですよ。
ベッドの材質などが苦手
我々人間でも「夏は涼しいタイプで冬は温かいのがいい」「フカフカすぎるのは逆に苦手」など寝床に対してこだわりがありますよね。
犬もそれと同じで、ベッドの材質に好き嫌いがあるのです。
暑がりさんな犬の場合はベッドで寝ると暑いので、トイレトレーの方が気持ちいいとなってしまうこともあります。
他にもフカフカすぎて落ち着かないという理由でベッドで寝ないという場合もあるでしょう。。
そういった場合は、少し涼し気な生地のベッドを選んだり、違う感触のベッドあるいはタオルやブランケットを敷いてあげるといいですよ。
または低反発タイプのベッドを選んであげるのもいいでしょう。
ベッドが落ち着かない場所にある
人通りの多い場所や大きめの音が常に聞こえる場所などの場合は、子犬が「この場所よりはトイレスペースの方が安心できる」と判断していることがあります。
落ち着かない場所にベッドがあれば、誰だってなかなか眠れませんよね。
そのため、ケージの中にベッドがある場合は、ケージの場所を見直したり、タオルなどで後ろや横を覆って周りをあまり見えないようにすると良いでしょう。
または寝床をキャリーなどの周りが囲まれたものにすると、子犬は落ち着いてくれますよ。
ケージ以外の場所にベッドだけある場合、犬は暗くて周りが囲まれたところが落ち着く傾向にありますので、キャリーやクレートなどを用意してあげ、その中にベッドを入れてあげるといいでしょう。
またキャリーやクレートがベッドのサイズと合わない場合は、ブランケットやタオルなどで寝心地のいい環境を作ってあげてください。
まとめ
トイレトレーで寝る子犬って実は意外と多く、衛生的にも手間を考えても、なんとかベッドで寝て欲しいと思うものですよね。
ただ、ベッドで寝てくれなかったとしても落ち込むことはありません。
先ほどお話したように、子犬の性格や好みとベッドを調整していき、ベッドで寝るように飼い主さんの方からアプローチしてみましょう。
一度気に入ってくれると、進んでそこで眠ってくれるようになりますよ。
飼い主さんが選びぬいたベッドで眠る可愛い愛犬を見れる日を目指して頑張ってみてください。
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