「散歩に連れていくのはいいけど、引っ張り癖がなかなか直らない!しつけで引っ張り癖を直すことはできるのかな?」
お散歩の時間が大好き!という犬は多いもので、「お散歩に行こう」と声を掛けた時のテンションの上がりっぷりには、こっちまで嬉しくなってしまいますよね。
ただ、「犬の引っ張り癖が直らない」と悩んでいる方は少なくありません。
引っ張り癖によって、自分のペースではなく犬のペースになってしまって散歩がしんどいという方もいるでしょう。
そのため、今回は犬との生活にはなくてはならないお散歩でのしつけや引っ張り癖の直し方についてご紹介していきます。
毎日のことですから、愛犬にとっても飼い主さんにとっても楽しいお散歩にするためにも、じっくり読んでみてください。
犬にとってお散歩は大切な時間!でもなんで引っ張り癖がつくの?
犬にとってお散歩は運動のためというだけでなく、外に出ることで様々な刺激を受けられる大切な時間です。
愛犬の社会化のためにも欠かすことはできず、お散歩の少ない犬は、社会化不足により警戒心が強くなったり臆病になってしまうことも。
その結果、問題行動を起こしてしまうことが多いようです。
愛犬には心身共に健やかでいてもらいたいからこそ、しっかり散歩に連れて行ってあげることをおすすめします。
もちろん、あなたにとってもお散歩は愛犬との良いコミュニケーションの時間になっていることでしょう。
ただ、好奇心旺盛で元気な犬程、お散歩中に次から次へと興味が移り動き回りたがります。
興味に引きつけられてしまい、あなたそっちのけで前に進むため、引っ張りながら歩く形になるため、引っ張り癖になってしまうわけですね。
散歩に支障がなければ問題ないか、と思いがちですが、この引っ張り癖は直した方がいいのでしょうか?
愛犬の引っ張り癖は直した方がいいの?
引っ張り癖がある愛犬にそもそもしつけは必要なのでしょうか。
もちろん飼い主さんにとっては制御しづらいということはあるでしょうが、自由気ままに歩く愛犬は楽しそうにも見えてしまい、しつけは必要ないんじゃとも思ってしまいますよね。
しかし、結論からいうと、引っ張り癖を直すべくちゃんとしつけをしておくことをおすすめします。
ということで、引っ張り癖を直しておくべき理由についてご紹介いたしますね。
怪我や事故の危険性
リードを引っ張りながら前かがみになって体に力を入れて歩くことは、愛犬にとっては足腰に負担のかかる姿勢です。
勢い余って首が締まってしまう様子も見られ、愛犬の怪我が心配になってしまう体勢でもあります。
また、愛犬が先頭を切って進むということは、人、自転車、車などと接触事故を起こす可能性が高くなってしまいますよね。
引っ張り癖があるということは、事故に遭うリスクも高まるということ。
毎日の散歩が危険と隣り合わせになってしまいますので、ちゃんとしつけをして、あなた自身が犬を主導できるようにしていきましょう。
拾い食いの危険性
犬が引っ張るままに歩かせてしまうと、愛犬の拾い食いを未然に防ぐことができません。
外の世界には犬の興味を引くようなもので溢れていますからね。
飼い主さんの気が付かないうちに拾い食いをしてしまい、時間が経ってから体調不良になったとしたら、原因がわからず処置が遅れてしまうかもしれません。
拾い食いは犬にとって深刻なことになりかねませんので、細心の注意が必要。
このような拾い食いの予防のためにも、愛犬の引っ張り癖を直しておくことをおすすめします。
愛犬の引っ張り癖が直らない!引っ張り癖の直し方・しつけ方法!
愛犬の引っ張り癖を直していく方法ですが、まず、リードは出来るだけ短く持つようにしましょう。
引っ張り癖を直すためには、伸縮性のワイヤータイプのリードや長過ぎるリードはおすすめしません。
というのも、リードが長いことで犬が自由に動ける範囲が広ければ、もちろん飼い主さんが制御することは難しくなってしまうからですね。
そして「犬が引っ張ってきたら、飼い主が立ち止まる」ということをやってみて下さい。
最初のうちは、飼い主さんが立ち止まっても引っ張ろうとしてきますが、それでも飼い主さんは動かないようにします。
愛犬が引っ張るのを止めて、リードが緩んだら飼い主は歩き出し、散歩を再開させます。
そして引っ張り始めてしまったら止まる、を徹底してみてください。。
また、お散歩中には愛犬とのアイコンタクトをしましょう。
「名前を呼んで、目を見てくれたら褒める」ということに過ぎませんが、愛犬の意識を飼い主さんに向けることで、マイペースに歩くことがなくなります。
愛犬の独りよがりなお散歩させないためにも、頻繁にアイコンタクトを取ることは効果がありますよ。
愛犬ペースのお散歩にさせないために心がけること!
毎日、毎日、決まった時間、決まったルートで犬とお散歩していませんか?
「いつもの時間が近づくと愛犬に催促される」「いつもの道を愛犬のペースで歩く」のが当たり前のお散歩になってしまうことは意外と少なくありません。
生活リズムを整えるという意味では、時間やルートを決めてお散歩をすることは良いかもしれません。
しかしながら「お散歩は飼い主さんに連れて行ってもらうもの」という意識で犬にお散歩させるためには、バラバラの時間帯やルートを歩いてみて下さい。
「飼い主さんが決めた時間」に「飼い主さんが決めたルートを歩く」のがお散歩だと愛犬に認識させましょう。
最初はなかなか引っ張り癖が直らないかもしれませんが、忍耐強く教えてあげることで引っ張らずに楽しく散歩ができるようになりますよ。
まとめ
お散歩は毎日のことですが、引っ張り癖のしつけには飼い主さんの根気が必要。
「引っ張られたら止まる」を繰り返しながらのお散歩になるので、なかなか前には進まず時間もかかります。
諦めてしまいたくもなりますが、大切な愛犬を危険に晒さないためにも、気長に頑張りましょう。
また、散歩もいつもと同じ時間や場所ではなく、あなた自身が楽しむ意味でも、別のルートにするなど心がけてみてください。
【 ↓ クリックで応援よろしくお願いします!】