「おとなしかったはずのワンちゃんが急に吠えるようになったけど、どうしたんだろう?しつけで吠えるのをやめさせるにはどうすればいいのかな。」
今までは大人しくて静かだった子犬が、成長とともに吠えるようになってしまったら驚いてしまいますし、焦りも出てしまいますよね。
特に都心や住宅街などでは、周りにもとても気を使ってしまうもの。
なんとかしつけして急に吠え出すのをやめて欲しいですよね。
そのため、今回はどうして子犬が突然吠えるようになってしまうのか?急に吠える犬に吠えるのをやめさせるにはどうすればいいのか、そのしつけ方法をお話していきます。
正しい対応をすれば、吠えるのもなくなりますので、じっくり読んでみてください。
子犬が吠えなかったのにどうして吠えるようになったの?しつけ方は?
本来、犬にとって「吠える」という行為は本能なので、自然の行動でもあります。
しかし、あまりにもその頻度が多い場合は、あなた自身の何気ない行動が原因になってしまっているかもしれません。
特に、子犬が急に吠える原因となるのは以下の通り。
- 欲求吠え
- 警戒心から吠える
- 身体的な不調
ということで、1つずつ原因と対策をみていきましょう。
欲求吠えから急に吠えるようになった
要求吠えとは、つまり、飼い主様への「おねがいごと」ですね。
「遊んで!」「構って!」など、子犬から飼い主様にお願いをする時に吠えることがあります。
そして、この欲求吠えに対し、飼い主様がその都度反応をしてしまうと、子犬の中で「吠えると構ってもらえる」「吠えたら思い通りになった」と記憶してしまうのです。
すると、その行動を何度もするようになり、結果的に子犬の吠える回数が増えてしまうというわけですね。
この対処の仕方としては「無視」が効果的。
欲求吠えをしている間は、目を合わせず、話しかけることもせずに吠え止むまで待ちましょう。
無視はあなた自身も非常に心が痛むことだと思いますが、吠えるという行動は度が過ぎてしまえば、あなたの生活にも影響が出てしまいます。
辛いかもしれませんが、心を鬼にして励みましょう。
そしてその分、吠え止んだ時には、目一杯褒めてあげましょう。
そうすることによって子犬は「吠えないといいことが起こる」と覚えてくれますので、それがしつけとなって要求吠えをしなくなります。
欲求吠えは残念ながら1回のしつけでは治りませんので、飼い主様がしつけを貫き通すことが大切です。
警戒心から吠える
成長が進むにつれて、なんでも好奇心いっぱいでぐいぐいと突き進んでいっていたような子だとしても「あれ?これは本当に大丈夫なのかな?」と警戒心を身につけるようになります。
外で車や人が通った時や、家に知らない人が入ってきた時に吠えるケースが多いですね。
こういった場合は、一番に必要なのが安心できる場所を確保してあげること。
よく子犬を飼う時に「ケージやクレートはかわいそう」という理由でお家に置かないことがあります。
しかし、実はこれは逆なのです。
ケージやクレートは我々人間の場合で例えると「自分の部屋」であり、つまり、その子犬だけのお部屋なんですよね。
我々人間からしても、自分の部屋ってとても落ち着けるように、子犬にもそういった落ち着ける場所が必要なのです。
そのような場所が用意されていないと家全体が子犬にとっての部屋になってしまいます。
そして、その家全体を守ろうとするので些細なことに対しても警戒心を抱いてしまい吠えてしまうのです。
ですので、子犬にとって安心できる場所を用意してあげましょう。
怖がりな子の場合は周りが丸見えだと警戒心が強くなってしまいますので、ケージまたはクレートのサイドと天井そして後ろ側をタオルなどで覆ってあげるのも一つの手ですよ。
暗い場所は犬にとって、とても落ち着ける場所なのです。
身体的な不調から吠えている
実は、欲求吠えや警戒心から以外にも体調が悪いから吠えている場合があり、子犬の以下の点を観察してみてください。
- 普段は全然吠えないのに、今日はずっと吠えてる
- いつもと吠え方または鳴き方が違う
- 無視を続けても一向に吠えやまない
- あまり動かない、表情がいつもと違う
そういった場合は子犬の体調やその環境に問題がある可能性があります。
トイレをしたけど気付いてもらえなかったので片付けをしてほしいというのがまず1つ目。
そのほかには、ケージが汚れてしまっているので綺麗にしてほしいということで吠えることもあります。
犬は綺麗好きで、特に自分のテリトリーが汚れることを好みませんので、すぐに片付けてあげましょう。
怪我をしていたり体調が優れない場合も、急に吠えることがあります。
痛さや辛さから鳴いていることがありますので、すぐに獣医に見てもらいましょう。
まとめ
犬の吠える行動はとても身近な行動ゆえに悩まれてしまうこともあるでしょう。
そして、原因によっては一回では解決せずに時間を要することもありますが、放置してしまうと、日常生活に様々な支障が出てきてしまいますよね。
例えば、子犬とのお出かけ先や散歩中にも吠えてしまったり、家に知り合いが訪ねてきた場合、相手が帰るまで吠え続けるなんてことも考えられます。
子犬との楽しい生活を続けていくためにも、根気強くしつけを頑張っていきましょう。
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