人間と同じように、犬にも反抗期があることを皆さんは知っていましたか?

「そう言えば何だか最近子犬が言うことを聞かない…」という飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

多くの場合、小型犬で生後4~6ヶ月、大型犬で生後9~12ヶ月頃に反抗期を迎えると言われています。

「うちは大丈夫!」という方も、もしかしたら反抗期が遅れてやってくるかもしれません。

 

今回は反抗期の犬に、いうことを聞かせるしつけ方についてご紹介します。

「子犬が言うことを聞かない!」とお悩みの飼い主さんは是非参考にして下さいね♪

 

言うことを聞かない子犬へのしつけとは?犬の反抗期にいうことを聞かせる方法

 

犬が言うことを聞かない「反抗期」と言われても、いまいちピンと来ないという方も多いですよね。

犬の反抗期には具体的にどのような行動が見られるのでしょうか。

 

  • 「おすわり」や「待て」の指示を無視する
  • ごはんを食べない
  • トイレを失敗する(マーキングや今までできていたのにらトイレ以外の場所で排泄する)
  • 散歩中に歩きたくないと座り込む
  • 無駄吠えが増える
  • トイレやごはんのタイミングで近付くと唸る
  • おもちゃを取り上げようとすると歯を剥く(噛む)

 

こういった行動を急に取るようになる時期を反抗期と呼ぶそうです。

冒頭にも書きましたが、多くの場合、小型犬で生後4~6ヶ月、大型犬で生後9~12ヶ月頃に見られることがあります。

 

反抗期となった子犬に、いうことを聞かせるしつけとはどのようにするべきでしょうか。

 

子犬がなぜ急に言うことを聞かないの?反抗するようになるの?

反抗期と呼ばれる時期は、子犬の社会化期の後に訪れます。

自我が芽生え始め、愛犬なりに自己主張をするようになります。やりたくないことを拒否したり、飼い主さんに自分の要求を通そうと試すような行動をするのです。

 

そのため、飼い主さんは急に「言うことを聞かなくなった!」と感じます。

反抗期の犬のしつけ方!

 

では、愛犬が言うことを聞かなかったり、わがままとも思えるような行動を取った場合にはどのように対処するのが良いのでしょうか。

わがままには応じないこと

例えば、愛犬が急にいつものごはんを食べなかったとしましょう。

その場合には代わりにおやつを与えたりなどはしないようにします。

 

15分程度経っても食べないようであれば、フードボウルごと下げるようにします。お腹が空いてしまうのでは!?と心配になって、後からおやつを多めに与えるのもダメです。

愛犬は「ごはんを食べなければおやつや飼い主さんの食べているものをもらえるのでは!?」と飼い主さんを試している可能性があります。

 

ここで愛犬のわがままに応じてしまえば、その後益々わがままを押し通そうとしてしまうでしょう。

※体調不良で食欲不振になっている場合もあります。飼い主さんは愛犬をよく観察して見極めるようにして下さいね!

叱るのではなく無視をする

言うことを聞かなかったり、トイレを失敗したり、急に歯を剥いてこられたら飼い主さんはイライラして怒鳴りたくもなるかもしれません。

しかしながら、反抗期における愛犬は、飼い主さんとの信頼関係の構築の過程において、飼い主さんの愛情を試している場合があります。

 

叱ることでせっかくこれまで築いてきた信頼関係が崩れてしまうこともあり得ます。

もちろん愛犬のわがまま放題にして甘やかしてしまっては、問題行動を助長するだけです。

 

このような場合には無視・無反応を徹底しましょう。

一貫した態度を心掛ける

小さな子犬の時期からのしつけの基本でもありますが、飼い主さんに最も求められるのは「愛犬への一貫した態度」です。

今までできたことが急にうまくいかなくなったり、指示を聞いてくれなくなってしまうと「何かやり方が間違っていたのかも?」と不安になるかもしれません。

 

また、愛犬のあまりの反抗的な態度にイライラして叱ったり、諦めて甘やかしたり愛犬のやりたい放題にさせてしまいたくなるかもしれません。

しかしながら、愛犬にとっても飼い主さんにとっても、反抗期は信頼関係の構築において非常に重要な時期でもあるのです。

 

愛犬にとっては理解できない理不尽な叱られ方をしたり、飼い主さんが一貫性のない態度をとることで、愛犬は徐々に飼い主さんへの信頼を失っていきます。

一度失われた信頼関係を回復するのは大変なことです。

 

飼い主さんにとっては我慢の時期になるかもしれませんが、辛抱強く乗り越えましょう。

犬の反抗期を乗り越えるには?いうことを聞かせるには?

 

反抗期における問題行動は、愛犬のストレスを発散させることで軽減できる場合があります。

例えば、運動が足りていない場合にはストレスが溜まりがちになり、飼い主さんに攻撃的になったり、吠えたり噛んだりという問題行動が増えることがあります。

 

愛犬の問題行動は、ストレスが原因となっているケースが多いのです。お散歩の時間を増やしたり、ドッグランに出掛けてみるのも良いでしょう。

おもちゃ遊びも、そんな愛犬のストレス解消に役立ちます。

まとめ

犬も人間と同じように、成長に伴い自我が芽生え、反抗期があるのは当然なのかもしれません。

もちろん個体差があり、全く反抗期がない犬もいます。犬種やそれぞれの性格によって異なります。

 

大切なのは、飼い主さんはいつでも愛犬に対しては一貫した態度を取るということ。

愛犬にとっても飼い主さんにとっても、反抗期は信頼関係の構築において非常に重要な時期でもあります。

 

飼い主さんが辛抱強く乗り越えることで、愛犬は飼い主さんをより信頼し、素晴らしいパートナーになってくれるはずです!

 

 

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