「子犬が鳴きやまなくてちょっと近所迷惑かも…。どうすれば泣き止んでくれるんだろう。」
子犬を迎えてようやく慣れてきた頃、しばらく経つと「子犬の鳴き声」悩まされることは少なくありません。
最初は気にならなかったけど、あなた自身が睡眠不足になってしまったり、もちろん「近隣住民とのトラブルになってしまったらどうしよう?」という心配もありますよね。
中には悲鳴のような鳴き声で鳴き続けてしまう子犬もいるようです。
そうなると段々とあなたにとってもストレスになってしまい、可愛いはずの子犬にイライラしてキツく当たってしまう方も少なくありません。
だからこそ、子犬が鳴く理由や正しいしつけをして鳴くのをやめさせる必要があるわけですね。
そのため、今回は「どうしたら鳴きやんでくれるの?」とお悩みの方に向けて〝子犬が鳴く理由と正しい鳴き声のしつけ対策について〟お話していきますので、じっくり読んでみてください。
子犬の鳴き声がうるさい!子犬が鳴く理由とは?
子犬が鳴き止まずにうるさいと感じてしまうことがあると思うのですが、そもそも子犬が鳴いてしまうのはなぜなのでしょうか。
まずは、どんな時に鳴いているのか思い出してみましょう。
ごはんやおやつをあげる前、後、遊んだ後、就寝のタイミングで電気を消す時などによく鳴いていませんか?
子犬は「お腹空いたよ、もっとごはんちょうだい!」「おやつが足りないよ!もっとあるのを知ってるよ、ちょうだい!」「もっとかまって、遊ぼうよ!」など、飼い主さんに対する甘えや要求がある時に鳴き続けます。
この場合、子犬は飼い主さんが自分の思い通りに動いてくれるまでは鳴き続けようとするのです。
夜中に子犬が鳴き続ける、という場合にも同じことが言えますね。
「みんな寝ないで〜、寂しいよ!」という寂しさからくる甘え鳴きの類です。
スーパーやデパートで子どもが「これ買って〜!」と泣き叫んでいるのを見かけたことはあると思うのですが、それと同じことが子犬にも起きています。
子犬の鳴き声対策・しつけ〜「無視」を徹底する
「可愛い子犬が自分に甘えて鳴いている」と思うと、ついつい甘え鳴きを許したり、子犬の要求を受け入れたくなってしまいますよね。
また、ご近所迷惑を考えて「わかったから、言う通りにするから!」と要求に応えてしまうという方も少なくないでしょう。
スーパーやデパートで泣き叫ぶ子供に根負けしている大人も同様の理由ですね。
しかし、ここで心を鬼しないと「鳴けば何でも言う通りになる」と子犬を勘違させてしまうことになります。
そして益々、鳴くようになってしまうのです。
成犬になってもわがままが通るまで鳴き続けるようになってしまっては大変ですから、要求に従い続けるのは要注意。
では、どのように対応するのが正しいのでしょうか。
一番効果的なのは、実を言うと「無視」を徹底することなのです。
目を合わせたり、撫でたりすることももちろんNG。
これがなかなか難しく、最初のうちは子犬も必死になって声が枯れるまで鳴き続けたりもします。
しかし「あれ?鳴いてるのに気が付いてないみたい。飼い主さんがかまってくれないよ。鳴くのやめようかな」と鳴き止むタイミングが必ず訪れます。
鳴き止んだら、しっかりと褒めてあげましょう。(褒めることが大事。)
抱きしめて名前を呼びながら撫でてあげるのも良いですね。
子犬の夜泣き対策!ストレスが溜まってるかも?お散歩不足ではないですか?
運動不足や、飼い主さんとのコミュニケーション不足は、子犬にとってはストレスとなるものです。
それが子犬の夜鳴きにつながっている可能性も考えられます。
長雨や猛暑、飼い主さんの多忙が理由でなかなかお散歩の時間を作れない日がありますよね。
あまりかまってあげられない日もあるでしょう。
そんな日が続けば愛犬はストレスを感じてしまいます。
そして、ストレスが溜まると交感神経が活発になり、鳴くことが多くなってしまうというわけです。
そういった時には、神経を鎮める〝セロトニン〟という神経伝達物質の分泌を促す必要があります。
セロトニンは、短時間の日光浴、飼い主さんとのスキンシップ、軽い運動により簡単に分泌されますので、その意味でも散歩が重要になるわけですね。
できれば、朝の10分程度であってもお散歩をしてあげるというのが理想ですが、難しい場合には、スキンシップを意識的に行うようにしてみて下さい。
また、室内でできる軽い運動の時間を設けるのもおすすめ。
ロープなどを使った引っ張りっこや、ボールを使った遊びなど、身体を動せる遊びをしてみましょう。
子犬が鳴き止まない!こんな時は要注意!
前述の通り、子犬の鳴き声には徹底した〝無視〟をするのが効果的。
しかし、それでもなかなか鳴き止まないような時は要注意です。
甘えや寂しさ、要求によるものとは限らないからですね。
判断が難しいところですが、無視をしながら子犬の環境をチェックしてみて下さい。
子犬にとって不快な出来事はありませんか?
トイレシーツの交換ができていない、お水の容器が空っぽ、何かに引っかかっている、お気に入りの毛布がなくなっている…。
ずっと鳴き続けているのは、構って欲しいだけではなく、飼い主にそれを知らせるため、という場合があるのです。
また、怪我などをして身体に痛みがある場合にも鳴くことがあります。
いずれにしても、飼い主さんが子犬の様子を気を付けて見ていれば防げる鳴き声ということになりますね。
子犬が鳴くことを習慣化しないためにも、飼い主さんは普段から子犬の様子をよく見てあげるようにしましょう。
まとめ
愛犬の子犬が鳴くのをやめさせるには、まずは飼い主がその理由を知る努力をすることが大切。
そのためには、普段からしっかりとコミュニケーションを取り、観察をする必要があるでしょう。
また、子犬のしつけにはゆっくりと時間をかけて改善していくことが求められますので、どうか焦らずに、ゆったりとした気持ちで愛犬と向き合ってあげて下さいね。
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