子犬を飼い始めて、こんな経験はないでしょうか。

 

  • 自宅でシャンプーをした後に家の中をいきなり走り回る。
  • うんちのあとに、つかまえられないくらいの勢いで走り回り、寝床を掘りながら暴れ出した。
  • クッションやぬいぐるみを唸りながら噛む。

 

子犬を初めて飼う方であれば、どれも初めて目にした時は驚きますよね!?

「うちの子は大丈夫なのかしら…このまま将来的に凶暴な犬になってしまったらどうしよう」と心配になるでしょう。

 

そのため、今回は子犬が急に暴れる・いきなり走り回る・噛む、その理由とやめさせる場合の対処法をご紹介していきます。

実際に、しつけで子犬のこういった行動を落ち着かせることができますので、じっくり読んでみてください。

 

子犬が急に暴れる・走り回る・噛むのはなぜ?

 

そもそも、普段は可愛らしい子犬が豹変してしまうのはなぜなのでしょうか。

何かの精神病なのか、凶暴犬の素質としてなのか・・・?

 

答えはNO!です。

実は、子犬がこのような状態に陥ることは、ごく普通のことであり、安心していただいて大丈夫です。

 

もちろん、ちゃんとした理由があるわけですが、子犬が急に暴れたり、走り回ったり、何かを噛み出したりするのは、以下のような理由が考えられます。

嬉しくてたまらない、興奮状態

些細なことでも興奮しやすい子犬にありがちです。

お留守番をしていて飼い主さんが帰ると、飛びついて喜んだと思ったら部屋の中を猛烈に走り続けることがあります。

 

長時間お出かけをして帰ってきた時に毎回暴れたり、走り出すようであれば、この可能性が高いでしょう。

どんな時に子犬が暴れたり、走り出すのかをよくよく観察してみるといいですね。

ストレスから解放された喜びが爆発

病院に行って帰宅した途端に走り回ったり、ソファやベッドを掘り始めて暴れたりするのは、ストレスから解放された喜びによるものです。

安心できる場所に帰ってきてほっとしているのでしょう。

 

シャンプーの後や、散歩中に他の犬に吠えらた後にも、このような行動をすることがあるんですね。

このように、特定の行動の後に暴れまわったり、走り回るのであればわかりやすいでしょう。

運動不足を解消させている

子犬はエネルギーが有り余っているものです。

たくさん遊んであげているつもりでも、愛犬にとっては運動不足になっている可能性があります。

 

ですので、お散歩に出た途端にテンションが上がって突然走り出したり、ぬいぐるみ相手に噛みついたり、戦うような仕草をすることがあるわけですね。

子犬なりに、エネルギーを発散させているのです。

子犬が暴れたり走り回るのを放っておいていい?やめさせるしつけ方法は?

 

子犬が急に暴れる・走り回る・噛む、などの興奮状態に陥っている時は、どう対処したらよいのでしょうか。

成長に伴い落ち着いてくることがほとんどなので、基本的には落ち着くまで見守る姿勢で構いません。

 

ただし、愛犬に危険のないようにだけ注意深く見守ることが必要になります。

しかしながら、飼い主さんにとっては「興奮しているだけなんだな」で済みますが、犬を飼っていない人が見たら仰天してしまいますよね。

 

愛犬を怖がってしまうかもしれません。

そんな時には、「お座り」「待て」の声掛けをするのが効果的。

 

「お座り」も「待て」も犬の問題行動を制止し、興奮を鎮めるのに役立ちますよ。

若い時期の犬は元気いっぱい。

 

好奇心旺盛で、新しい発見をしてテンションが上がり過ぎてしまい、飼い主さんが予期せぬ行動を取ることもあるでしょう。

そんな時には叱るのではなく、まずは落ち着かせないといけません。そのための号令が「お座り」や「待て」なのです。

 

まだ覚えていないという場合には、できるだけ早めにトレーニングを始めましょう。

しつけもいきなりできるようになるわけではないので、根気強くゆっくり覚えさせてあげてください。

間違った対処法!

愛犬が興奮している時に、大きな声で叱ったり、びっくりして叫んだりするのはおすすめしません。

愛犬にとっては、嬉しさや喜びを爆発させたり、運動不足を解消させているに過ぎません。

 

また、走り回る子犬を止めようと追いかけたりすれば、愛犬は飼い主さんに遊んでもらえると勘違いしてしまうこともあります。

ぬいぐるみやクッションに噛み付いてブンブン振り回しているような時に、無理に取り上げれば、引っ張りっこ遊びが始まったと思うでしょう。

 

「お座り」や「待て」の声を掛けて落ち着かせるのが効果的ですが、まだ覚えていないなどの理由で難しい場合には、落ち着くまで静かに見守るのが一番ですね。

興奮状態で走り回っている時に思わぬ怪我をしてしまうこともありますので、危険のないように注意してあげるといいでしょう。

まとめ

 

子犬の興奮して手がつけられないような状態は、大抵の場合は成長に伴い落ち着いてくるものです。

しかしながら、愛犬にとって運動不足やストレスが溜まる状態が続き過ぎると、落ち着きのない犬になってしまうことがあります。

 

興奮しやすい攻撃的な犬にしない為にも、飼い主さんは普段から愛犬の様子を観察することが大切。

興奮して走り回ったりすることが増えてきた場合には、愛犬との生活を今一度見直してみて下さいね。

 

 

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