小さな子犬の時期には、飼い主さんはできるだけそばにいてあげたいですよね。

しかし、やむを得ない事情で、お留守番をしてもらわないといけないこともあるでしょう。

 

基本的に犬は留守番が苦手なものと言われていますが、中には毎日長時間のお留守番を頑張っている子もいますよね。

子犬の場合にはどうなのでしょうか。

 

今回は「子犬の長時間の留守番はいつからできる?」「一泊の留守番ができるのはいつから?」と気になる飼い主さんの為に、子犬のお留守番についてご紹介します。

 

子犬に長時間のお留守番をさせるのは大丈夫なの?

 

人間の場合には、赤ちゃんを一人でお留守番させたりはしませんよね。

しかし、子犬の場合にはどうなのでしょうか。

 

犬を連れて行けない場所は多いですし、飼い主さんが四六時中そばに居てあげるというのも無理がありますよね。

短時間のお留守番をさせたことがある飼い主さんは多いと思いますが、長時間のお留守番しかも一泊は大丈夫なのでしょうか。

 

まず大前提として、子犬・成犬にかかわらず、犬に長時間の留守番をさせることは、大きなストレスになるということを忘れてはいけません。

ペット先進国である、ドイツやスウェーデンでは長時間のお留守番が動物愛護法で禁止されている程です。

 

無理に長時間の留守番をさせると、無駄吠えを続けたり、家中のものを破壊したりする問題行動に出てしまう犬もいます。

長時間のお留守番ができる犬も、最初からできるわけではありません。

 

長時間のお留守番に対応できるようにしつけをした上で、頑張っているのです。

いきなり子犬に長時間のお留守番をさせるのではなく、少しずつトレーニングを重ねていく必要があります。

長時間のお留守番をさせる場合は慣らし期間が必要!

「急に法事に行かないといけなくなった!遠方だから日帰りできない…」などという時に、子犬にいきなり長時間のお留守番をさせるのはハードルが高過ぎます。

排泄や食事の面から考えても、なるべく12時間以上の留守番は避けるべきです。

 

緊急時に備えて信頼できるペットシッターさんや、ペットホテルを探しておくのが良いでしょう。

予め長時間のお留守番をさせることがわかっているような場合には、慣らし期間をしっかりと設けるようにします。

 

短時間のお留守番から少しずつ時間を延ばして、子犬にはお留守番に慣れていってもらいます。

長時間のお留守番はいつからできる?

 

長時間のお留守番は、トイレトレーニングが終わってからが望ましいでしょう。

排泄の場所と寝床の区別がきちんとできるようにならないと、色々な場所で排泄し、その上で寝たり遊んだりしてしまう場合もあります。

 

飼い主さんが帰宅後に子犬をシャンプーし、掃除をして、、という労力や、衛生面を考えると、トイレが完璧になってからが良いのではないでしょうか。

長時間のお留守番に慣れてもらうために

まずは短時間のお留守番を目標にします。

「飼い主さんはどこへ行っても必ず戻ってきてくれる」いうことを子犬にわかってもらいます。

 

初めは、5分程度のお留守番から始めます。

ちょっとずつ時間を長くしていき、子犬には「飼い主さんはどこかへ行ってしまっても必ず戻ってきてくれる」という経験を積ませるのです。

 

お留守番をしてもらう時の環境をしっかりと整えてあげるのもおすすめです。

寝床には、飼い主さんのにおいのするタオルや毛布を置いてあげましょう。

 

お気に入りのおもちゃや、長く遊べる知育トイ、犬用のガムなどの時間をかけて食べるおやつなどを用意してあげるのもおすすめです。

長時間のお留守番の前後にはお散歩をしてあげましょう!

 

お留守番上手な愛犬だったとしても、やはりお留守番がストレスになることには変わりません。

少しでもストレスを軽減させられたら、、と思いますよね。

 

お留守番前にはいつもより少し長めのお散歩をしておきましょう。

疲れた愛犬は、きっとお留守番の間にぐっすりと眠ってくれるはずです。ただじっと飼い主さんの帰りを待つよりも寝ていてくれた方が安心ですよね。

 

また、お留守番後にもいつもより時間をかけてお散歩をしましょう。

愛犬にとっては、飼い主さんとのお散歩時間が、何よりもストレス解消になります。

一泊のお留守番はいつから?

基本的に12時間以上のお留守番になる場合には、ペットシッターさんにお願いするか、ペットホテルに預けるようにして下さい。

ペットモニターや自動給餌器を活用しつつ、一泊であれば大丈夫な場合もありますが、長時間のお留守番に十分に慣れてからにしましょう。

 

まとめ

 

子犬のうちにお留守番に慣れておくと、お留守番ストレスに強い犬になります。

老犬になってから「初めてのお留守番」では、心身共に負担が大きくなり過ぎます。

 

「うちはお留守番させないから大丈夫」という飼い主さんも、いざという時のために日頃からお留守番の練習をしておくようにしましょう。

 

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