子犬を迎えた飼い主さんのお悩みの中でも、深刻な悩みとしてよく挙げられるのが「子犬の夜泣き」です。
飼い主さんが睡眠不足になってしまったり、もちろんご近所さんとのトラブルも気になります。
一戸建てならまだしも、マンションで子犬を飼っている方は気が気ではありませんよね。
中には悲鳴のような鳴き声で一晩中泣き続けてしまう子犬もいます。
子犬の成長に伴い、鳴き声も大きく太くなっていけば、飼い主さんにとっては深い悩みになってしまいますね。
ストレスが溜まり、可愛いはずの子犬にイライラしてキツく当たってしまうという方もいるようです。
子犬の夜泣きが原因で「育児ノイローゼ」ならぬ「育犬ノイローゼ」になってしまったなんていう話も聞きます。
今回は「子犬の夜泣きが止まらない!」という方におすすめの、夜泣き対処法・対策グッズについてご紹介します。
マンションで子犬を飼っているという方は、是非参考になさって下さいね♪
なぜ子犬の夜泣きが止まらないの?
そもそも、子犬が夜泣ききしてしまうのはなぜなのでしょうか。
特にマンションなど隣が気になるお住いの方は、泣き止まない子犬の声に悩まされますよね。でも子犬からの小さなサインを受けとってあげてください。
その対策として、これらの対処法とグッズで対応してみてくださいね。
甘え泣き
まず考えられる夜鳴きの原因は「みんな寝ないで〜、寂しいよ!」という寂しさからくる甘えによるものです。
まだ慣れない環境の中で、サークルやケージにひとりぼっちにされるのが寂しくて仕方がない子犬は、昼間のように飼い主さんにそばにいてほしいのでしょう。
でも、一晩中愛犬の寂しさに付き合ってあげるわけにはいきませんよね。
【対策】
ぬいぐるみや毛布、飼い主さんのにおいがついたタオルなどを寝る前に置いてあげましょう。
湯たんぽや、置き時計をタオルに包んだものもおすすめ。(※置き時計のチクタクと動く音が母犬の鼓動に似ているそうです。)
そばに何かぬくもりを感じられるようなものがあると、子犬は安心できます。
運動不足
お散歩や遊びの時間は足りていますか?
エネルギーを持て余して、夜中になかなか寝付けないということがあります。
人間も同じようなことはありますよね。
【対策】
お散歩の時間を長くしたり、夜寝る前にも軽く散歩をするようにしましょう。
また、体力を消耗するような遊びを取り入れるのもおすすめ。
ボールなどを投げて取ってこさせるような遊びは、飼い主さんはあまり動かなくても、愛犬にはしっかり運動させることができますよ。
夜泣き対策には【無視】が効果的!
子犬の夜泣き対策に最も効果的なのは「無視をすること」です。
無視を続けることで「あれ?鳴いているのに気が付いてないみたい。飼い主さんがかまってくれないなら鳴くのをやめようかな」と鳴き止むタイミングが必ず訪れます。
しかしながら、マンション住まいの場合、子犬の夜泣ききがおさまるまで無視をして待つなどと悠長なことを言っている場合ではないかもしれません。
夜泣きを無視することは、子犬の鳴き声をそのままにしておくことです。
いつ苦情が来てもおかしくない状況でもありますよね。
そういった場合には、夜泣き対策グッズを使ってみるのはいかがでしょうか。
◉超音波や高周波を使用して無駄吠えをしつけるバークストッパー
愛犬の鳴き声に反応して、犬の嫌いな周波数の音(人間には聞き取れません)が鳴ります。
「泣くと嫌な音が鳴る」と学習して無駄吠えをしなくなります。
防音対策グッズ
根本的な解決にはなりませんが、マンションにお住まいの方にとっては、ご近所迷惑が一番気になりますよね。
手軽に使える防音対策グッズを試してみてはいかがでしょうか。
◉防音シート
愛犬が夜過ごす部屋にだけ用意しても良いでしょう。ホームセンターやインターネットで簡単に購入できます。
◉サークル用の防音カバー
サークルに防音カバーをかぶせることで、音が響き渡ることがなくなります。
◉防音カーテン
布が一枚掛かっているだけで、明らかに音の漏れ方が変わります。
夜鳴き対策のしつけの基本は「無視を徹底する」です。
これを貫く為にも防音対策グッズを効果的に使用するのがおすすめです。
まとめ
夜泣きを不快に感じるご近所さんとトラブルになってしまった、という話は珍しくありません。
子犬を飼い始めたら、まずは簡単にできる防音対策から始めてみてはいかがでしょうか。
「子犬との癒しの生活を送るつもりだったのに、こんなはずじゃなかった!」と嘆きたくなることもあると思います。
しかしながら、子犬が鳴き続けるのにも、理由があるはず。
どうしても子犬の夜泣きが直らない、という場合には早めに専門家を頼るのもおすすめです。
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