まだ3ヶ月、4ヶ月の子犬はかわいくてずっと構っていたいものですよね。

でもそろそろ反抗期となる頃。

 

噛む・吠えるなど、それまで ”しつけ” ができていたと思っていたものが、できなくなっていませんか?

飼い始めた頃は素直に指示もしっかりと聞いてくれていたし、トイレの場所もすぐに覚えてくれていたのに、なんだか最近全然言うことを聞いてくれなくなった…とお悩みの方は多いと思います。

 

今回はどうして子犬が急にこのような状況になってしまうのか、その対処法をご紹介します。

 

どうして今までできていたことができなくなったの?

 

 

実は、ある程度成長してきた子犬の飼い主さんであれば、この悩みを抱える方は少なくありません。

 

そしてその理由のひとつが、3ヶ月、4ヶ月の時期にあらわれる「反抗期」。

噛む力が強くなったり、飼い主さんに吠えるなど、これらは自立心や縄張り意識などが強くなってくることで起こります。

 

主な行動としてはこちら。

  • 唸ったり、噛み付いてきたりする
  • 今までできていたはずのトイレトレーニングの失敗を繰り返す

 

これらの悩みに対するしつけ、対処法を見ていきましょう。

唸ったり、噛み付いてきたりする

自立心が強くなってくることが原因の場合があります。

物事を深く考えるようになったり、もしくは飼い主さんが、どこまで自分の反抗を見逃してくれるのかを確認していることも。

 

例えば一緒に遊んでいる時に甘噛みをしてきたとします。

いつもは加減をした痛くない甘噛みだったのに、今日はやたらと力が強い…という時には、もしかしたら子犬はどのくらい力を出してもいいか、見定めているのかもしれません。

 

他にも、今まで唸らなかったのにそういった行動が見られた場合にも、同じようにどこまでの反抗が許されるかチェックをしている可能性があるんです。

その場合の対処法をご紹介します。

甘噛みの場合

遊ぶのを中断してその場を去る。

子犬にとって楽しい飼い主さんと遊ぶ時間が、甘噛みによってなくなってしまうと覚えてもらうことで、甘噛みをしなくなるようになります。

唸る場合

まず、決して動揺してはいけません

犬は飼い主さんの感情を常に敏感に読み取っています。

 

動揺してしまっては子犬は「唸ると思い通りになるかもしれない」と判断してしまうことがあります。

よくあるのがおもちゃを取ろうとしたり、ご飯のお皿を片付けようとした時などです。

 

おもちゃの場合、取り上げる際には、代わりのおやつなどを交換物として用意しておきましょう。

犬にとってもせっかく大好きなおもちゃで遊んでいたのに急に奪われてはとても悲しいのです。

 

ご飯の場合は、「人間の手が大好きなご飯を奪ってしまう!」と判断してしまっているので、手からおやつやご飯をあげたりすることで人間の手はご飯を与えてくれるものだと覚えてくれるようになるでしょう。

今までできていたはずのトイレトレーニングの失敗を繰り返す

今まではちゃんとシーツの上でしていたのに、最近は急に違うところでばかりしてしまっている…。そういった場合も反抗期の一種の可能性があります。

この場合は縄張り意識が強くなったことなどが原因として考えられます。

 

しかしこの場合は特別なトイレトレーニングをする必要はありません。

一番最初の頃のように正しい場所でトイレをしたなら目一杯褒めて、失敗したならそっと静かに片付けましょう。

 

ここで大切なことがあります。

失敗が続いた時などに飼い主さんもどうしてもイライラが募ってしまいますよね。しかしその時に難しいかもしれませんがそれをぐっとこらえて、決して子犬を叱らずに相手をしないようにしましょう。

 

飼い主さんとしては叱ったつもりでも子犬にとっては「相手をしてもらえて嬉しい」「褒められた」と受け取ってしまうこともあります。

また、その逆として「トイレをしたことを怒られた」と勘違いしてしまい、隠れてしてしまい、逆効果になってしまうこともありますので注意してくださいね。

注意すること

 

子犬も人間と一緒で、怒る理由は本当に様々でたくさんあります。

そして必ずそこには理由があります。

 

恐怖や何か不快な出来事が原因で唸ったり噛み付いていることもあるのです。

あまりに長引いたりするようであれば、反抗期以外にも何か原因が考えられることもあります。

 

そんな時には一人で抱え込まずに、ドッグトレーナーなどの専門家にも相談してみましょう。

まとめ

実は、私も愛犬の反抗期を体験した飼い主の一人です。

我が家の場合はトイレの失敗が何度も続いたり、ほとんど指示に従わないといったことがありました。

 

その時には「本当はトイレトレーニングが自分の中で勝手にできていると思っていただけできちんと教えてあげられていないんじゃないか」「自分のしつけの仕方が悪かったのか」など毎日悩んでばかりいました。

しかし子犬にも人間と同じように反抗期があることを知り、気持ちがとても軽くなったのを覚えています。

 

そして子犬の反抗期も成長の1つと見て心を広く持つことがしつけを成功へと導くコツでもあります。

反抗期が見られた場合には、焦らずに大らかな気持ちで子犬に向き合いましょうね。

 

 

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