ミニチュアシュナウザーのしつけは難しい？いつから？飼い始めのしつけを徹底解説！

ミニチュアシュナウザーというと、皆さんはどのような犬種だとイメージされるでしょうか。数年前にあるドラマに登場していたミニチュアシュナウザーが可愛くて興味を持たれた方も多いことでしょう。

特徴的なふさふさの眉毛や髭がどことなく聡明な印象を与える顔立ちですよね。しかし、実際はどんな気質を持つ犬種なのか知らない方も多いのではないでしょうか。

しつけは難しいのか、いつからしつけを始めるのが良いのかも気になりますよね。

今回は、ミニチュアシュナウザーのしつけについて徹底解説していきます。ミニチュアシュナウザーをこれから迎える方も、飼い始めたばかりという方も是非参考になさって下さいね。

ミニチュアシュナウザーのしつけは難しい？いつからが良いの？

一般的にミニチュアシュナウザーは「賢い犬種」として知られていますが、しつけは難しいのでしょうか。飼い始めたばかりならいつからしつけをすれば良いのか、悩みますよね。

まずはミニチュアシュナウザーならではの気質を理解していきましょう。

ミニチュアシュナウザーは１９世紀末頃、ドイツでつくられた犬種です。元々はネズミ駆除や家畜の誘導などの使役犬として活躍していました。

勇敢で好奇心旺盛な気質や人間に従順で愛情深い性格は、その頃からの名残と言えるでしょう。

また、支配欲が少ない犬種なので、他の犬に対しても友好的に接することができます。

しかしながら、ミニチュアシュナウザーは「番犬向き」と言われることがあるくらい警戒心が強く、頑固なところもあります。

飼い主さんや家族以外の人間に対しては警戒して攻撃的になってしまうこともあるので注意が必要です。

ミニチュアシュナウザーは本来賢くしつけのしやすい犬種です。ただし、頑固な性格も持ち合わせているので、小さな子犬の時期から信頼関係の構築を意識したしつけに臨む必要があります。

また、甘やかし過ぎには注意が必要です。成犬になってから慌ててしつけを始めても、甘やかされた習慣をしっかりと学習してしまったミニチュアシュナウザーは、頑なになってしまう可能性があります。

ミニチュアシュナウザーのように賢い犬種の場合は特に「褒めて伸ばす」しつけが効果的な結果をもたらします。信頼関係をしっかりと築き「大好きな飼い主さんに褒められたい」と学習させるようにしましょうね♪

ミニチュアシュナウザーの場合、小さな子犬の時期にしつけを始めることが肝心です。

子犬を迎えたその日から始めるのが理想的と言えるでしょう。ある程度環境に慣れてきてからトレーニングを始めてしまうと、子犬にストレスを与えることになってしまうのです。

子犬を飼い始めたばかりの生後２ヶ月・３ヶ月頃は「どうせ小さ過ぎてわからないだろう」と思われるかも知れません。しかしながら、生後２ヶ月・３ヶ月頃というのは、しつけにおいては特に重要な時期なのです。

好奇心旺盛で吸収力のあるこの時期に、たくさんの良い経験を積ませてあげることは、成犬になってからの行動に良い影響を及ぼします。

また、犬は人間よりもずっと速いスピードで成長してしまいます。歳をとってから物事を覚えるというのは、人間でも大変ですよね。

特に、生活習慣の中で必ず覚えてもらいたいルールについては、早く教えてあげる必要があります。

ミニチュアシュナウザーの飼い始めのしつけは、新しい環境に慣れさせながら、様子を見て少しずつ行うようにしましょう。また、しつけを少しでもスムーズに進めていく為には、子犬が受け入れやすい順番でしつけをしていくことが重要です。

人間と生活していく上で、最低限覚えてもらいたいことや、しつけの基本となるものから順番に教えていくのがおすすめですよ♪

まずはアイコンタクト、ボディコントロール（触られることに慣れさせる）、トイレトレーニングから始めてみるのが良いでしょう。

子犬の集中力は長続きしないものです。好奇心いっぱいで、次から次へと興味が移ってしまいます。一度にたくさんを覚えることはできません。

また、しつけの為の一回あたりの時間はできるだけ短くしてあげましょう。一回あたりの時間を長くすることよりも、繰り返しによって覚えてもらうことが大切です。

子犬にストレスを与えないようにし、飼い主との信頼関係を築くことが、スムーズなしつけを行う為のコツでもあります。

愛犬のしつけの際には、叱るのではなく「褒めて伸ばす」ということを意識するようにしましょう。賢く物覚えの良い犬種ですから、小さな子犬の頃のトレーニングによって色々なことを吸収してくれるはずです。

愛犬と一緒に楽しみながら、信頼関係を築くことを第一に取り組んでみて下さいね！

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