皆さんは柴犬という犬種について、どのようなイメージを持たれているでしょうか。

「飼い主さんに忠実」「賢い」「尻尾が表情豊かで可愛い」「海外でも人気が出てきている」、きっとこのような良いイメージを持たれている方がほとんどでしょう。

 

しかし、実際に柴犬を迎えた方の多くがしつけに頭を悩ませてしまうようなのです。しつけがうまくいかず愛犬が成犬になってからも問題行動に悩まされている飼い主さんは少なくありません

 

特に噛み癖については、大怪我に繋がる可能性もありますので注意が必要です。

今回は「柴犬の噛み癖が直らない!」「突然噛む」「本気噛みをして困る」とお悩みの飼い主さんに噛み癖のしつけ方法を完全解説します。

 

これから柴犬を迎える飼い主さんも是非参考になさって下さいね!

 

柴犬の噛み癖が直らない?!柴犬が噛んでしまう理由とは?

 

賢く飼い主さんに従順なイメージのある柴犬ですが、なぜ噛み癖が直らないことがあるのでしょうか。しかも突然噛む行動が増えたり、本気噛みをするようになっていったら、どうすれば良いのか。

 

まずは愛犬が噛んでしまう理由について考えてみましょう。

 

運動不足などによるストレスが原因の場合

飼い主さんがたくさん遊んであげているつもりでも、愛犬は運動不足になっている可能性があります。お散歩が足りていないのかもしれません。

 

ストレスが溜まると、興奮状態に陥りやすくなり、その結果噛み癖という問題行動に繋がってしまうことがあります。遊んでいる最中に本気噛みをしてしまうことがあるという場合には、過度な興奮状態が原因です。

 

警戒心が強過ぎる

子犬の時期に社会化が十分にできているのが理想的です。しかしながら、他の犬や飼い主さん以外の人と接する機会が少なかったり、目新しい場所に出掛けるなどの機会が少ないと、大変怖がりな性格になってしまうことがあります。

 

飼い主さん以外の人に急に撫でられたりすると、歯を剥いたり突然噛んでしまうことがあるのは、警戒心によるものだったのです。

 

柴犬の噛み癖のしつけ方法

 

信頼関係を築いておくことが大事

柴犬を迎えた飼い主さんが最も意識しないといけないのは、「信頼関係を築く」ということです。生後3ヶ月くらいまでは、厳格にしつけをするのではなく、飼い主さんと愛犬との信頼関係を構築する期間だと考えて下さい。

 

子犬の集中力は長続きしないものですし、一度にたくさんを覚えることもできません。「なかなか覚えてくれない!」「全然言う事聞いてくれない!」とイライラしてしまうこともあるでしょう。

 

しかしながら、こういった状況はどんな犬種であっても、子犬の時期には多かれ少なかれあるものなのです。

長時間のトレーニングや、飼い主さんが感情にまかせて叱ってしまうと、愛犬は「飼い主さんは自分に苦痛を与える存在」と覚えてしまいます。

 

愛犬にストレスを与えないようにトレーニングを行い、飼い主さんとの信頼関係をしっかりと築くことが、スムーズなしつけを行う為のコツでもあります。

特に柴犬という犬種の場合には重要なポイントになります。

 

愛犬も「自分のことを理解してくれている」と感じられる相手を信頼するものなのです。

 

興奮による本気噛みには「おすわり」や「待て」が効果的

愛犬に突然本気噛みをされると、痛さのあまり「こらっ!ダメでしょっ!」などと叱ってしまった飼い主さんもいらっしゃったかもしれません。しかし、噛み癖をやめさせるのには逆効果だと言えます。

 

飼い主さんが興奮して大きな声を出したりすれば、愛犬をさらに興奮させてしまう可能性があるからです。前述したように、愛犬が噛んでしまうのには、過度な興奮による場合がほとんどです。

 

そういった場合には興奮を鎮めるための「おすわり」や「待て」が効果的です。飼い主さんに注意を向けさせることで、愛犬の興奮を鎮めてあげましょう。

 

運動でエネルギーを発散させる

あまりにも興奮しやすく、遊んでいる最中に頻繁に本気噛みをしてしまうという場合には、愛犬が日常的に運動不足になっている可能性があります。

散歩の時間を増やしてみたり、走り回れるドッグランに連れて行くなどして、愛犬の運動の時間を増やすように心掛けてみましょう。

 

また、室内でできる軽い運動の時間を設けるのもおすすめです。

ロープなどを使った引っ張りっこ遊びや、ボールを使った遊びなど、飼い主さんはあまり身体を動かさずに愛犬のエネルギーを発散させられるような遊びをしてみましょう。

 

社会化を促してあげる

社会化不足ゆえに警戒心や恐怖心から、見知らぬ犬や人に歯を剥いたり突然本気噛みをしてしまうことがあります。他の犬や人と触れ合うことで、社会化を促してあげましょう。

 

愛犬にとっての恐怖や不安の材料となることが少なくなれば、警戒心が和らぐはずです。

ただし、少しでも他の犬とトラブルになりそうな気配があったり、攻撃的になるようなことがあれば中断しましょう。

 

興奮させ過ぎないように飼い主さんがコントロールしながら見守るようにしてあげましょうね。

 

まとめ

柴犬の場合には、「信頼関係を築く」ということを意識しながらのしつけが重要です。

噛み癖は、正しい方法でしつけをしておけば、大抵の場合は成長に伴い少なくなっていきます。早速今回ご紹介したしつけ方法を試してみて下さいね♪

 

 

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