「子犬が全然トイレを覚えてくれなくて毎日大変。覚えてくれないし、トイレトレーニングもいつまで続けるんだろう。」
飼ってみて初めてわかるものですが、子犬のトイレトレーニングは本当に大変ですよね…
なかなかトイレを覚えてくれなくて「このまま一生覚えてくれないのではないか」などと頭を抱えている方も多いでしょう。
実際、トイレトレーニングは、子犬のしつけの中でも特に時間のかかるしつけと言われています。
しかし、どのくらいの期間がかかるものなのでしょうか、なかなかトイレを覚えてくれない場合の対処法と合わせてご紹介していきますので、じっくり読んでみてください。
子犬のトイレトレーニングの期間はどのくらい?
トイレトレーニングは、子犬を迎えて最初の2週間が決め手となります。
2週間〜3週間程度で子犬にトイレを覚えさせてあげるのが理想的ですね。
というのも、トイレトレーニングを開始するまでに時間がかかると「家中どこでトイレをしても大丈夫」と覚えてしまうので、できるだけ早めがいいんですよね。
その結果、決まった場所でトイレをする習慣が身につかなくなってしまい、トレーニングにも時間がかかってしまうのです。
トイレトレーニングは「早く始めるほど短期間で成功しやすい」ということです。
ですから、子犬を飼い始めた最初の2、3週間でしっかりとしつけをしてあげましょう。
犬種によってトイレトレーニングの期間は変わるかも!?
犬種によってトイレの覚えやすさに違いがあることを皆さんはご存知でしたか?
その原因が先祖由来の遺伝によるものなのかはっきりとは分かっていないのですが、実は犬種によってトイレの覚えやすさに違いがあるのです。
具体的には、下記の通りトイレを覚えやすい犬種と覚えにくい犬種があります。
【トイレを覚えやすい犬種】
- プードル
- シーズー
- コーギー
- ラブラドールレトリバー
- ジャーマンシェパード
- ピションフリーゼ
- シェットランドシープドッグ
【トイレを覚えにくい犬種】
- ダックスフンド
- ポメラニアン
- ヨークシャーテリア
- ビーグル
- ペキニーズ
- チャウチャウ
- シベリアンハスキー
- ダルメシアン
犬種によってその個性が異なり、トイレトレーニングの覚えやすさに影響があるというのは興味深いですよね。
ただし、犬それぞれの個性の生まれ持った個性の方が強く関わっている場合もありますので、全ての愛犬に当てはまるわけではありませんのでご注意を。
生まれ育った環境によってトイレトレーニングの期間に差が出る!?
ペットショップ出身の子犬の場合
大抵のペットショップは、多くの子犬を扱っていますが、スタッフの方がすぐには排泄物を片付けられない環境であることがほとんどでしょう。
そうなると、子犬は排泄物が放置された状態で遊んだり寝たりすることになってしまいます。
当然、トイレの場所を覚えにくい環境にいたということになりますよね。
ペットショップ出身の愛犬の場合には、トイレトレーニングに時間がかかってしまっても仕方のないことと言えるかもしれません。
ブリーダーの元で生まれ育った子犬の場合
管理の行き届いたブリーダーの元で育った子犬は、トイレをすぐに片付けてもらったりしていることが多いです。
このように、寝る場所とトイレを最初から区別して育てられれば「寝る場所は汚したくない」という習性が働きやすくなりますよね。
トイレトレーニングで一番難しいのが、子犬に区別させるということ。
そういった意味では、ブリーダーの元で育った子犬の方が、トイレトレーニングをしやすいのかもしれませんね。
※犬種による違いや、生まれ育った環境による違いは、もちろん一概には言えませんので、あくまで傾向として参考にしてみて下さいね。
トイレをなかなか覚えてくれない場合の対処法!
トイレをちゃんと覚えるまではできるだけ「排泄の管理」をしましょう。
管理をすることで、子犬にトイレの失敗を少なくしてあげるのです。
まず大切なのは、飼い主が子犬の排泄のタイミングを把握することであり、どのようなタイミングで排泄をするか記録してみましょう。
そのタイミングでトイレに連れて行き、うまくできるように導きます。
成功したら優しく褒めてあげましょうね。
また、子犬の排泄を見守る際にコマンドを言うようにするのもおすすめです。
(※「チッチ」「シー」「ワンツー」などの言葉を排泄時に繰り返し、覚えさせます。)
愛犬がコマンドを覚えると、飼い主がトイレをコントロールできるようになりますよ。
コマンドは、外出前や乗り物に乗る前など、先に排泄を済ませてほしいような時にとても役立ちますね。
まとめ
トイレトレーニングは焦らず根気良く続けることが重要になります。
犬種や、生まれ育った環境によっても覚えやすさが違うことがありますので、どうか焦らずに取り組んでみて下さいね。
また、できるだけ失敗をさせないように、飼い主が成功に導くことも重要です。そして笑顔で優しく褒めるということを繰り返しましょう。
褒められるのが大好きな愛犬は、きっと着実に覚えてくれるはずですよ。
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