愛嬌のある顔立ちと、豊かな表情がとっても可愛らしいパグ。
そばにいるだけで飼い主すんを笑顔にさせてくれるようなキャラクターは、ドラマなどにも度々登場し「ブサ可愛い」と大人気ですよね。
しかしながら、愛犬家の皆さんであっても、パグという犬種についてはあまり詳しくはないという方がほとんどではないでしょうか。
良く動く落ち着きがない様子に「飼うのは無理かも」なんて心配していませんか?
それなら子犬のうちに落ち着かせるしつけを試みましょう。
今回は、パグのしつけ方法について書いてみました♪「パグのしつけは難しい?」と不安に思われている方は是非参考にして下さいね!
パグのしつけは難しい?落ち着かせる方法は?
まずはパグの気質を知ることで、しつけをよりスムーズに取り組めるようにしましょう。
実はパグという犬種は大変歴史が古く、その起源は紀元前400年頃の中国にあると言われています。チベットでは昔から愛玩犬としてパグの人気は高かったようです。
性格は穏やかで、大変愛情深く従順な性格だと言われています。攻撃性が少なく社交性があるため、ドッグランなどにも安心して連れて行けます。
多頭飼いや小さな子供のいる家庭にも向いているでしょう。飼い主さんに褒めてもらったり、喜んでもらうのが大好きです。
思慮深い性格が時には頑固さに繋がることもありますが、自我が芽生えて自己主張を始める前の子犬のうちに、しつけをしておけば安心です。
愛情深い性格のパグですから、子犬の時期から信頼関係を築いていくことで、従順で素晴らしいパートナーになってくれること間違いなしです。
攻撃的になりやすい犬種に比べて、無駄吠えや噛み癖に悩まされることが少ないはずですので、比較的しつけがしやすい犬種と言えるでしょう。
しかしながら、大らかな性格が災いし、少々物覚えが良くないところがあります。そのため、しつけの際には飼い主さんの忍耐強さが求められるかもしれません。
それが、パグはしつけが難しい、落ち着きがないと言われてしまう理由です。
パグのしつけは難しい?落ち着きがないのはなぜ?
「うちの子、何だか落ち着きがない様子。どうしたらいいの?」パグを迎えた飼い主さんの中には、このようなお悩みを持つ方が少なくないようです。
ケージから出すと部屋中をウロウロ歩き回り、色々なものを引っ張り出す、ひっくり返す…これが毎日となると飼い主さんは頭を抱えてしまいますよね。
しかしながら、好奇心旺盛でエネルギーの有り余っている子犬の時期に落ち着きがないというのはごく自然なことなのです。匂いを嗅ぎまわり、動くものは確かめ追いかけたい、というのは犬の本能的な欲求です。
飼い主さんにとっては「いたずら」「落ち着きのない行動」かも知れませんが、愛犬にとっては知能や情緒の発達の為に欠かせない、成長過程でもあります。
また、愛犬は飼い主さんの気を引く為にわざといたずらをしている場合もあるようです。
特に飼い主さんが大好きなパグの場合には、どうやったら飼い主さんにかまってもらえるかを常に考えているようなところがあります。「もう、またいたずらして〜」というような反応を期待し、かまってもらおうとしているのです。
パグを落ち着かせるしつけ方とは
パグが子犬の時期に落ち着きがないというのは、ごく自然なことです。
でも、実際に日々愛犬を見守る飼い主さんにとっては気が気ではありませんよね。落ち着かせるにはどのように対処したら良いのでしょうか。
叱らないこと
あまりのやんちゃっぷりには、飼い主さんもついついイライラしてしまうことがあるでしょう。しかしながら、子犬を叱ることは逆効果なのです。
飼い主さんが反応をしてしまうと、子犬は「喜んでいるのかな?楽しいな♪一緒に遊んでくれるの?」と勘違いをしてしまう場合があります。
飼い主さんの気を引きたくていたずらをしている場合には尚更です。かまってもらいたい一心で、さらにやんちゃっぷりが増してしまうかもしれません。
よくわかるように、とキツく叱ったり叩いたりしてしまうのも以ての外です。愛犬との信頼関係を構築するための大事な子犬の成長時期に、信頼を失ってしまうかもしれません。
そうなってしまえば、その後のしつけにも支障が出ることでしょう。
いたずらには冷静に対処する
いたずらをした後の愛犬は、必ず飼い主さんの様子を伺っているはずです。かまってもらいたがりのパグであれば、間違いなく飼い主さんの反応を期待しているはずです。
「あー、またこんなことして」「まったくもう!」などと言いたくもなると思いますが、冷静に対処するのが正解です。飼い主さんが何か反応すれば、愛犬は飼い主さんの気を引くことに成功したと学習してしまいます。
散らかしたり、物を壊したりしていても無言で片付けるようにしましょう。
落ち着きがなく興奮している場合には、「おすわり」や「待て」が効果的
落ち着きがない時の犬というのは、大抵の場合興奮状態にあります。しかしながら、愛犬は自分で興奮を鎮めるためにコントロールする術がわかりません。
飼い主さんがうまく興奮を鎮めてあげる必要があります。落ち着きのない愛犬を止めようと追いかけたりすれば、愛犬は飼い主さんに遊んでもらえると勘違いしてしまいます。
そのような場合には「おすわり」や「待て」の声掛けをしてみましょう。「おすわり」も「待て」も犬の興奮状態を鎮めるのに役立ちます。興奮状態が続くというのは、愛犬にとっても非常にストレスのかかることです。
「おすわり」や「待て」を教えていない場合には、早速トレーニングを始めると良いでしょう。
まとめ
愛情深くて従順な性格のパグは、飼い主さんから褒められるのが何よりも嬉しいはずです。「褒めて伸ばす」ということを意識するようにするのも、パグのしつけにおいては重要なポイントですよ♪
どんなに落ち着きがない子犬にも必ず落ち着く時期が来ます。
(大抵の場合、2歳頃までには落ち着くと言われています)飼い主さんは大らかな気持ちで成長を見守ってあげて下さいね。
【 ↓ クリックで応援よろしくお願いします!】