子犬を迎えると、避けて通れないのがトイレトレーニングですね。
失敗ばかりで「本当にうちの子はできるようになるの!?」と終わりのない戦いを強いられているような気持ちになっている飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、トイレトレーニングにも、ちょっとしたコツがあるのです。
実はトイレトレーニング成功への近道は、愛犬のトイレの回数やタイミングを把握することなのです。
もちろん排泄は生理現象なので、一概には言えない部分があります。
しかし、一般的な子犬のトイレの回数やタイミングを目安にトレーニングに取り組むことで、愛犬のトイレの成功率がグンと上がるはずですよ♪
今回は子犬のトイレの回数とタイミングについてご紹介します。
愛犬の健康のバロメーターでもある、トイレの間隔についても解説してみたいと思います。
トイレトレーニングにお悩みの飼い主さんは是非参考にして下さいね!
子犬のトイレの回数はどのくらい?
子犬を迎えたばかりの飼い主さんは驚かれるかもしれませんが、子犬は成犬と比べてトイレの回数がとても多いのが一般的です。
小さな子犬の時期には、消化器官が未発達だということもあり、少しの量のごはんを数回に分けて与えないといけません。
そのため、多くの飼い主さんが成犬に比べてごはんの回数を増やしていると思います。(※成犬は1日に2回、子犬時期には1日に4〜5回与えるのが理想的とされています。)
ごはんの回数が多ければ、当然排泄の回数も多いというわけです。
また、身体の小さな子犬は、おしっこやうんちを体内に溜めておくこともできません。
そのためそのタイミングや間隔を見ながら、こまめに排泄をする必要があるのです。
もちろん個体差はありますが、小さな子犬の時期には一日におしっこが6〜10回程度、うんちは4〜5回程度が平均的な回数と言われています。
そして、生後半年頃にはおしっこが5回程度、うんちは2〜3回と回数が減ります。
これよりもかなり多い、または少ない場合には思わぬ病気が隠れているかもしれませんので、一度獣医師に相談するのが良いでしょう。
子犬のトイレのタイミング
トイレトレーニング成功への鍵は、何と言っても「トイレのタイミングを把握すること」です。
まずは愛犬のことをよく観察することが重要ですが、ほとんどの犬に共通する行動パターンを知っておくと良いでしょう。
【犬が排泄をすることの多いタイミング】
- 起床直後
- ごはんを食べた後
- 水を飲んだ後
- 運動・遊びの後
- 飼い主さんの帰宅時
愛犬がいつ排泄をするのか、と飼い主さんが四六時中観察しているわけにもいきませんよね。
上記のタイミングを参考に愛犬の行動を注意深く観察し、トイレのある場所に連れて行くと良いでしょう。
慣れないうちは、ペットシーツを子犬が過ごす空間に何箇所か置いておくのもおすすめです。
子犬が排泄前に取る行動とは?
子犬が排泄前にどのような仕草・行動を取るか知っておくこともトイレトレーニングを成功させる上では役に立ちます。
愛犬をよく観察している飼い主さんはお気付きだと思いますが、地面や床の匂いを嗅ぐように姿勢を低くしたり、うんちの前にはくるくると回ってから用を足しているはずです。
部屋の中を何となく急ぎ足でウロウロ歩き出したり、リラックスしていたのに急にそわそわし出した時にも注意が必要です。
飼い主さんはタイミングを逃さずにトイレに誘導してあげると良いでしょう。
子犬のトイレの間隔は?
子犬の平均的な排尿の間隔は、【月齢+1時間おき】以内が目安とされています。
例えば、生後4ヶ月の子犬の場合には、4+1=5時間です。
夜中やお留守番中にケージなどに入れている場合には、この時間を目安にトイレの様子を気にするようにしましょう。
また、犬は月齢が進むにつれて、寝床では排泄をしないようになります。
ケージ内=寝床になっている場合には、排泄を我慢し続けてしまうことがあるので、飼い主さんは十分に気をつけてあげましょう。
もし小さな子犬の時期にこれよりも長い間隔で排尿がなかった場合には、体調不良が隠れている場合もありますので、必ず獣医師に相談するようにしましょう。
うんちの場合には、丸一日排便がない場合は便秘を疑うべきでしょう。
子犬の場合には、排便回数が多いのが当たり前です。
排便のない状態が長く続くと、食欲がなくなってしまうこともあります。
いつもと違う様子がないか、気を付けてチェックしてあげると良いですね。
まとめ
トイレトレーニングは、飼い主さんが愛犬に失敗をさせないように気を付けてあげることが重要です。
そのためにも飼い主さんは、愛犬のトイレの回数とタイミング、トイレの間隔を知っておく必要があるのです。
今回ご紹介した内容はあくまでも平均的な回数やタイミング、間隔に過ぎません。
ひとつの目安として参考にするのが良いでしょう。
大切なのは、飼い主さんが愛犬の様子をよく観察し、「うちの子」ならではの行動パターンを把握することなのです。
飼い主さんの的確なサポートがあれば、きっと愛犬はすぐにトイレを覚えてくれるはずです♪
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