子犬はつい心配になり、そのちょっとした行動も気になりますよね。だからこそ、毎日のうんちの回数にも注意がいきます。
何となくうんちの回数が少ない気がしたら、何か原因があるかもしれません。
今まで毎日うんちをしっかりとしていたのに、回数が減ったり1日うんちが出ない日が続くと、飼い主さまも不安になってしまいますよね。
今回は、子犬のうんちの回数が少ない日やうんちが出ない日が続いたとき、その考えられる原因についてお話していきますので、じっくり読んでみてください。
うんちが減ったり出なくなる理由とは?
子犬のうんちの回数の減りや便秘の原因として、以下のことが考えられます。
- 成犬に近づいてきたから
- 運動不足
- ストレス
- 水分不足
うんちが出ない原因を一つずつ探っていきましょう。
成犬に近づいてきたから
うんちの回数が2,3ヶ月の頃に比べて減ったという場合は、成長と共に回数は減る傾向にあるので、それが原因の可能性が大きい。
うんちの回数は「一日に○回!」といった決まりはないですが、一般的に成犬に近づくに連れ、うんちの回数は減っていき、大人になる頃には一日に1~3回くらいになります。
私の場合は10年以上ぶりに子犬を飼った際、逆に「子犬ってこんなにうんちをするの!?」と焦りました (笑)
しかし、やはり大きくなるにつれ減っていき、今では1日に1~2回程です。
目まぐるしいスピードで体の変化が訪れるので、飼い主さまも驚いてしまいますよね。
運動不足
小型犬だから家の中だけで運動量は十分だと思い、散歩には連れていっていないというケースがあります。
子犬によっては家の中では刺激が少なく、あまり動きたがらない子もいるので、一概に室内だけで運動量は大丈夫とは言えません。
また、運動量が不足すると腸の動きも鈍くなってしまことも。
さらに散歩をしないことの問題点として、普段お外に出ない子は刺激に慣れていないので、ちょっとしたことにもすぐに反応してしまったり、知らない人にも不安から吠えてしまったりすることがあります。
つまり、お散歩不足が問題行動の原因に、繋がってしまう場合があるんですね。
ですので、例え小型犬だとしてもその子にあった十分な散歩をしてあげましょう。
ワクチンがまだ完了しておらず、獣医さんからお外への許可が下りていない場合には、室内でボール投げやロープの引っ張り合いっこなどをして、子犬が運動をするように誘導することがオススメ。
飼い主さまと子犬との絆も深まりますし、運動不足からくるいたずら防止にもなりますよ。
ストレス
ペットショップやブリーダー、保護施設などから新しいお家にやってきて間もない場合は、環境の変化からストレスでいっぱいになっている可能性があります。
そういったことも便秘の原因になるかもしれません。
家に来てすぐの場合は、ケージやキャリー、クレートなどを用意してあげることで、子犬が落ち着けるスペースを作りましょう。
かわいい我が子を触りたい気持ちでいっぱいになるとは思うのですが、今はその気持ちをぐっと抑えるとき。
でも、子犬からこちらに来た場合には、手を嗅がせてあげるなどして、飼い主さまのニオイを覚えさせてあげるといいですよ。
犬はそのニオイを覚えることで、ここが我が家だと安心していきます。
水分不足
カリカリのドッグフードと喉が乾いた時にだけ飲む水では、水分の摂取量が不足している場合があります。
そういったことも便秘の原因に繋がる可能性に。
その場合は、ドッグフードをふやかしてあげたり、缶詰をトッピングしたりするといいでしょう。
また犬は、冷たい水よりもぬるま湯を好む傾向にあるので、お水が冷たすぎないかを一度確認してから、あげてみて下さい。
トイレの場所が落ち着かない
犬にとってトイレをしている間は、一番無防備な状態。
ですので人がよく通る場所やうるさい環境では、したいと思っても止めてしまうことがあるんです。
うんちの回数が気になる時は、もう一度トイレの場所を見直してみるといいでしょう。
また犬は綺麗好きなので、ケージなどの自分の寝床から近い場所でトイレをすることを、あまり好みません。
その点にも注意しましょう。
うんちが出ない状態が続いていたり、力んでいるのに出ない場合
子犬の消化器官はまだまだ未発達です。
特に2日以上出ていない場合は便秘となりますので、その場合は早めに獣医さんに見てもらいましょう。
それ以外にも2日以上の便秘はしないけれど、1日出ないことが何回かあるといった場合や、便の状態があまりにも硬かったり、コロコロしているまたは柔らかいといった場合にも動物病院に相談してみることをおすすめします。
まとめ
中・大型犬の子犬は1ヶ月経っただけで、犬種によっては驚く程、大きさが変わっていたりするものです。
小型犬はそれほどは一気に変わらないかもしれませんが、体の中では常にしっかりと成長を続けています。
体型、うんちの状態や毛艶などの変化などにも日々注意してみましょう。
そうすることによって小さな変化にも気付きやすくなり、病気の早期発見に繋がることもありますよ。
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