「子犬をゲージから出すと走り回る…どうしてこうも落ち着きのない生き物なのだろうか」「もしかしてどこかに異常があるかも?」
「一生このままなの!?」うんざりするほど愛犬が暴れまわることはないでしょうか?
実は、小さな子犬の時期にはゲージから出ると狂ったように暴れ回るなんていうことはよくあることなのです。
しかし、実際に子犬と暮らし始めるまではそんなことは想像もしませんよね。
走り回ったり狂ったように暴れる子犬を見た時には皆さん驚かれることと思いますし、中には「もしかして脳の病気?」と深刻に悩む飼い主さんもいるようです。
そのため、今回は子犬がゲージから出すと走り回ったり、狂ったように暴れる子犬のしつけ方法をお話していきますので、じっくり読んでみてください。
子犬がゲージから出すと走り回り、狂ったように暴れるのはなぜ?
子犬のあまりの豹変ぶりには、飼い主さんも驚いてしまいますよね。
では、なぜ子犬はゲージから出すと走り回ったり、狂ったように暴れてしまうのでしょうか?
解放感を感じ、喜びを爆発させている
「ゲージは自分の場所」と認識している愛犬であっても、狭いゲージから出ると解放感を感じるもの。
ゲージから出た時だけでなく、シャンプーの後や歯磨きの後、予防接種などで病院へ行って帰宅した直後なども、同様に走り回ったりすることはないでしょうか。
どれもストレスからの解放感による行動であり、つまり、過度な興奮状態にあると言えるでしょう。
「うぉーー!やったー!ゲージから出れて楽しいな!」「ゲージの外は面白そうなものでいっぱいだな!楽しい〜!」という非常にテンションの高い状態ということですね。
エネルギーを発散させている
飼い主さんがたくさん遊んであげているつもりでも、愛犬は運動不足になっている可能性も。
ゲージ内では身体を動かせませんので、エネルギーを発散させるために、ゲージから出たら思い切り身体を動かしているのです。
最近、あまり散歩に行けていないな、ゲージの中で過ごすことが多くなってるかもと心当たりがある方は散歩に連れて行ったり、自由な時間を過ごさせてあげてみてください。
運動は犬の本能から来るものですから、普段から運動させてあげましょう。
子犬が走り回ったり、暴れる興奮状態を鎮めるためのしつけ方法!
ゲージから出すと走り回ったり、狂ったように暴れている子犬は興奮状態に、子犬自身は興奮を鎮めるようにコントロールする術がわかりません。
では、子犬が興奮状態に陥っている時は、どのように対処したらいいのでしょうか。
興奮を鎮めてあげるのは飼い主さんの役割
飼い主さんは「おすわり」や「待て」の声掛けをしてあげましょう。
というのも、「おすわり」も「待て」も犬の興奮状態を鎮め、問題行動を制止するのに役立つからですね。
興奮状態が続くというのは、愛犬にとっても非常にストレスのかかること。
また、ストレスが溜まれば、噛み癖や吠え癖などの飼い主さんが頭を悩ませてしまうような問題行動が増える可能性もあるでしょう。
興奮状態は癖になりやすく、飼い主さんは愛犬が子犬のうちに興奮を鎮めるためのコントロールができるようにしておく必要がありますね。
「おすわり」や「待て」のしつけは早めに始めると良いでしょう。
間違った対処法
愛犬が興奮して走り回ったり暴れたりしている時に、子犬を止めようと追いかけたりすれば、愛犬は飼い主さんに遊んでもらえると勘違いしてしまいます。
「おすわり」や「待て」の声を掛けて落ち着かせるのが効果的。
しかし、まだ覚えていないということもあるでしょうから、その際は、落ち着くまで静かに見守るのが一番です。
興奮状態で走り回っている時に思わぬ怪我をしてしまうこともありますので、危険のないようにそっと見守ってあげましょう。
運動でエネルギーを発散させる
あまりにも頻繁に走り回り、狂ったように暴れる場合には、子犬は日常的に運動不足になっている可能性があります。
散歩の時間を増やしてみたり、走り回れるドッグランに連れて行くなどして、愛犬の運動の時間を増やすように心掛けてみましょう。
また、室内でできる軽い運動の時間を設けるのもおすすめです。
ロープなどを使った引っ張り合いっこ遊びや、ボールを使った遊びなど、飼い主さんはあまり身体を動かさずに愛犬のエネルギーを発散させられるような遊びをしてみましょう。
まとめ
ゲージから出すと走り回ったり、狂ったように暴れるというような行動は、大抵の場合は成長に伴い落ち着いてくるものです。
しかしながら、興奮しやすく落ち着きのない状態は、愛犬にとっても飼い主さんにとっても望ましい状況とは言えませんよね。
飼い主さんは愛犬が子犬のうちに興奮を鎮めるためのコントロールができるようにしておくと良いでしょう。
根気強くしつけをしっかりしておくことで、走り回ったり、暴れるのをやめてくれるようになりますよ。
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