子犬を迎えるまで、犬のお風呂については考えたこともなかった、という方がほとんどではないでしょうか。
しかも!子犬を飼い始めたら他にもやることは山ほどあります。
お風呂のことは、ついつい後回しになってしまうかもしれません。
でも、トイレシーツの上で自分のうんちで遊んでしまったり、フードを食べ散らかして顔が汚れていたり、、タオルで拭くだけではなく、お風呂で丸洗いしたい!と慌てて犬のお風呂について調べる方もいらっしゃるでしょう。
子犬はいつからお風呂に入れていいの?人間用のシャンプーは使える?トリミングサロンに連れて行く?初めてのことに飼い主さんは戸惑うのも当然ですよね。
今回は子犬のお風呂についてご紹介します。
子犬はいつからお風呂に入れていいの?人間用のシャンプーは使っていいの?
子犬の時期は何かと体が汚れてしまうことが多いですよね。
なんだかベタベタしてきたから、お風呂に入れたいなぁ、と思うことは多いはず。
でも、子犬はいつからお風呂に入れて良いのでしょうか。それの人間用のシャンプーは使っても良いのでしょうか。
小さな子犬のうちは体力が安定しないと言いますし、心配になりますよね。
初めてのお風呂は予防接種終了から2週間後以降に!
初めてのお風呂は、予防接種が終わってから2週間後以降、つまりは生後3ヶ月くらいが望ましいとされています。
初めてのお風呂の前に
お風呂の時には、当たり前のことですが、飼い主さんが愛犬の身体を触りながら洗ったり、乾かしたりしますので、愛犬は体を触られることに慣れておく必要があります。
初めてのお風呂までに、ボディコントロールをしっかりとしておくことが大切です。
ボディコントロールは、子犬が人に触られることに慣れさせるための、非常に重要なしつけです。
子犬を迎えたらすぐに取り組みましょう。
いざお風呂に入れようと思ったら抱っこを嫌がったり、触られることを嫌がるなんていうことのないようにしたいものです。
ボディコントロールをして、なるべく早く触られることに慣れさせておくと安心ですね。
子犬を優しく抱き抱え、顔を手で優しく包み込みます。
耳からマズル、首〜尻尾まで毛流れに沿って優しく撫でましょう。
日々繰り返し行い、身体中のどこでも嫌がらずに触らせてくれるようになったら完璧です。
濡れる感覚に慣れさせておく
初めてのお風呂で、いきなりシャワーやお湯をかけられたら、子犬は驚いてしまいます。
多少は「濡れる」という感覚に慣れさせておくためにも、時々濡れタオル拭きをしてあげるのがおすすめです。
ドライヤーの音に慣れさせておく
初めてのお風呂の際には、ドライヤーで乾かされることを嫌がる犬がほとんどです。
聴覚の優れた犬にとってドライヤーの音はとても怖いはずです。
「ドライヤーは怖くない」と知ってもらうためにも、何でもない時に時々ドライヤーの音を聞かせて、「生活音」の一部としてある程度慣れさせておくと良いでしょう。
シャンプーは人間用を使っちゃダメ?
人間用のシャンプーは、犬の肌にとっては、とても刺激の強いものです。
人間用シャンプーを使用したことにより、愛犬の肌にトラブルが起きてしまっては大変です。
人間の赤ちゃんをお風呂に入れて洗う時にも、いきなり大人が使うシャンプーを使うことはありませんよね。
赤ちゃん用のものを用意するはずです。
愛犬には、低刺激の犬用シャンプーを用意してあげましょう。
初めてのお風呂の際には、子犬の肌に優しい、界面活性剤や防腐剤、香料などは一切使用していない天然成分のだけでできたシャンプーを使うと安心です。
できるだけ肌への刺激が少ないシャンプーを選んであげるようにしましょう。
トリミングサロンの利用
ボディコントロールがまだ十分でない愛犬の場合には、トリミングサロンなどでプロに任せるのもおすすめです。
無理強いをしてしまうと愛犬は、「飼い主さんは自分に嫌なことをする存在」という印象を持ってしまいます。
せっかく信頼関係を築き始めていたのに、お風呂をきっかけに愛犬との関係がうまくいかなくなってしまっては悲しいですよね。
愛犬が飼い主さんに触られることに慣れるまでは、洗うことはプロに任せることにして、家庭では濡れタオルなどで拭くだけにするのも良いでしょう。
ただし、トリミングサロンを利用する際にはワクチン摂取済み証明書の提示を求められることが多いです。
事前に確認をしておくと良いでしょう。
まとめ
初めてのお風呂は、飼い主さんにとっても愛犬にとっても緊張するイベントになることでしょう。
また、飼い主さんが想像する以上に子犬は体力を消耗してしまいます。
できるだけ短時間で終わるように、タオルやドライヤーはすぐ使えるように事前に準備しておくとスムーズです。
吸水性の高いタオルを使って拭き上げることで、ドライヤーの時間を短縮してあげるのもおすすめです♪
子犬だけでなく飼い主さんまでパニックになってしまわないよう、しっかりと準備をして、焦らずお手入れをしてあげましょう。
飼い主さんが落ち着いていればきっと愛犬も安心してシャンプーできるはずです。
【 ↓ クリックで応援よろしくお願いします!】