子犬の成長に伴い、必ず用意しておきたいのがおもちゃ。
子犬を迎えたばかりの方には、たくさんの種類のおもちゃの中から、愛犬にはどのようなものを選ぶべきか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
子犬の溢れるエネルギー発散のため、脳への刺激、お散歩ができない日のストレス解消、時には友達の役割もしてくれます。
愛犬にも是非用意してあげたいですよね。
しかし、子犬をおもちゃで遊ばせるのは、いつからが良いのでしょうか。
今回は、子犬のおもちゃ遊びについてご紹介します。
ストレス解消にぴったりな、おもちゃの引っ張り合いをする時の注意点についても、是非参考になさって下さいね!
子犬をおもちゃで遊ばせるのはいつから?
生後2ヶ月くらいになったら、おもちゃを用意してあげましょう。
視覚、聴覚がはっきりとして、遊ばせる時間を作ってあげると好奇心がどんどん芽生える時期です。
噛むと音の鳴るおもちゃや、手で押すと転がっていくボール、噛み応えがあり引っ張り合いのできるおもちゃなど、いくつかのバリエーションを揃えてあげるようにします。
誤飲が心配されますので、簡単に破れたり壊れたりするものや、口に入って飲み込んでしまいそうなものは避けるようにします。
子犬にとってのおもちゃの重要性
愛犬と遊ぶのは飼い主さんにとっても至福の時間なのではないでしょうか。
お散歩は犬の生活になくてはならない、飼い主さんと愛犬の絆を深める為のコミュニケーションのひとつですよね。
おもちゃで遊ぶことにも同じように意味があります。
軽い運動によりエネルギーを発散させる
無駄吠え、噛み癖などの問題行動は、エネルギー溢れる子犬にはよくあることです。
お散歩だけでは運動が足りない場合には、室内でのおもちゃ遊びが効果的です。
お散歩ができない日のストレス解消
悪天候や、飼い主さんの事情でお散歩ができない場合もありますよね。
そんな時には室内でのおもちゃ遊びによって、ストレスを解消させてあげましょう。
ロープなどを使った引っ張り合いっこ遊び、ボール投げ、噛むおもちゃなどのバリエーションがあると良いでしょう。
噛みたい欲求を満たす【歯牙脱換期】
子犬の歯牙脱換期には、甘噛みに悩まされる飼い主さんが少なくありません。
噛み応えのあるおもちゃを用意してあげましょう。
愛犬の噛みたい欲求を満たしてあげることができます。
おもちゃ遊びを通してのしつけ
甘噛みを直すには、おもちゃ遊びを通してしつけを行うのが効果的です。
具体的には、おもちゃで遊んでいる最中に歯が当たったり、噛まれたりしたら中断してじゃれつく愛犬に無反応でいる、というしつけです。
飼い主さんとのおもちゃ遊びによって、「噛むと遊びが中断してしまって悲しい」と覚えてもらうのです。
おやつではなく、おもちゃを使って、おすわりや待てを教えることもできます。
【おもちゃ遊びの時間=しつけの時間】でもあるのです。
脳への刺激
おもちゃに名前をつけて、愛犬に覚えさせたり、おもちゃを隠して宝探しゲームをすることは、愛犬の脳への良い刺激になります。
遊び方次第では、おもちゃ遊びを通して記憶力を高めることもできるのです。
ストレス解消には引っ張り合いっこ遊びが効果的!
愛犬の問題行動は、ストレスが原因となっているケースが多くあります。
おもちゃ遊びは、そんな愛犬のストレス解消にも役立ちますが、中でも引っ張り合いっこをして遊ぶことは、犬の本能的欲求を満たしてくれ、ストレス解消にはもってこいです。
犬の引っ張りっこ遊びの為のおもちゃには、ロープ状のものを使用します。
ロープを選ぶ際は少し大きめの、十分な長さがある丈夫なものを選ぶようにします。
布や紐の誤飲には十分注意が必要です。ほつれやすいようなものはやめましょう。
最近では、飼い主さんと愛犬が引っ張り合いっこをする中で、歯磨き効果がある素材でできたロープや、歯茎や顎の発達に効果があるものもあるようです。
愛犬に合ったものを選んであげて下さいね。
引っ張り合いっこ遊びをする時の注意点とは?
引っ張り合いっこ遊びは、犬の大好きな遊びです。ストレス解消にも役立ちます。
しかしながら、いくつか注意しなければならないことがあります。
興奮させ過ぎに注意
犬の本能的欲求を満たしてくれるストレス解消にはぴったりな遊びではあります。
しかしながら、引っ張り合いっこは、犬の本能的な行動の名残ということもあり、興奮しやすい遊びのひとつでもあります。
少しでも飼い主さんの手に歯が当たったり、唸り始めるようなことがあれば遊びを中断しましょう。
興奮しすぎないように飼い主さんがコントロールしながら遊ぶことが重要です。
首の怪我に注意!
犬は顎が強く、ロープを力一杯引きながら首を振ったりしますよね。
飼い主さんも一生懸命に引っ張ると思います。
実はこの時に、愛犬の首にはかなりの負担が掛かってしまっている場合があるのです。
飼い主さんが愛犬の顔の位置よりも上にいた場合には、愛犬は首をあげて引っ張り続けることになります。
これはとても危険な体勢です。大怪我に繋がる可能性もあります。
愛犬の体高に合わせて、飼い主さんが屈んだり、椅子に腰掛けるなど高さ調整をするようにしましょう。
まとめ
愛犬にとっても、飼い主さんにとっても、おもちゃは大切な存在です。
遊び方によっては、ストレス解消、愛犬のしつけや、知能発達にも効果的です。
子犬が生後2ヶ月程度になったら、安心・安全に遊べるものを飼い主さんが選んであげましょう。
成長に合わせて知育トイなどを与えるのもおすすめですよ♪
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