「子犬を飼い始めたけれど、ドッグフードを食べてくれない…お腹が空いていない?どこか悪いの?ドッグフードがまずいの?」
こんな風に悩む飼い主さんは少なくないようです。
愛犬がご飯を食べてくれないのは心配ですよね。
「食欲があるのは元気な証拠!」と言われるものですし、原因がわからず子犬がドッグフードを食べてくれないというのは不安になるものです。
子犬がご飯を食べない時にはどう対処したらよいのでしょうか。
今回は子犬がドッグフードを食べない!とお悩みの飼い主さんは是非参考にしてみて下さいね。ご飯を食べない時の正しい対処法をご紹介します。
子犬がドッグフードを食べない時の対処法!ご飯を食べてくれない理由とは?
育ち盛りの子犬。お腹が空いて仕方がないはずですよね。それなのになぜドッグフードを食べてくれないのでしょうか。
もちろん、病気や怪我をしていて食欲がないということであれば納得です。
しかし、そういった場合には食欲不振以外にも症状があるはずですので、飼い主さんも気がつきますよね。
「どう見ても元気そう…でもご飯を食べない。なぜ?」飼い主さんは不思議に思いますよね。
実は、飼い主さんが想像するよりも犬というのは大変デリケートな生き物なのです。思わぬことが子犬にとってはストレスになっている場合があります。
ストレスが溜まると食欲がなくなってしまうのは、交感神経が激しく刺激されるからなのですが、消化吸収を促進するのは副交感神経。
交感神経が刺激され過ぎてしまうと、副交感神経は抑制されてしまうのです。
消化吸収がされにくい状態の子犬はもちろん食欲もなくなってしまうというわけです。
子犬がご飯に集中できる環境を整えているか?
大きな物音がしたり、先住犬や他の家族がちょっかいを出してくるような場所だと、ご飯を食べることに集中できません。
大きな物音や、先住犬、無邪気に近づいてくる小さなお子さんは、子犬にとっては恐怖の対象である可能性も。
飼い主さんには些細に感じられるような出来事が、子犬にとってはストレスになっている場合があります。
環境の変化にストレスを感じている
事情もわからないままに急に連れて来られた場所には知らない人間がいて、初めてのにおいに囲まれます。
一気に環境が変わり、緊張と不安、恐怖でいっぱいに違いないでしょう。
人間でも同じようなことはありますよね。
転職や引っ越しは、慣れるまでは気持ちが落ち着かず食欲がなくなってしまうというのはよく聞く話です。
飼い主さんがどんなに愛犬を歓迎して可愛がったとしても、慣れるまでは仕方がないことかもしれません。
子犬を可愛がりすぎ!?
小さくて愛らしい子犬。
「ずっと見ていたい、抱っこしたい!撫でたい!」と思ってしまうかもしれません。
でも、あまりに可愛いすぎては、子犬にはストレスになっているかもしれません。
体調の安定しない小さな子犬の時期には、たっぷりと寝ることが一番です。できるだけそっとしておいてあげましょう。
ストレス以外に考えられる原因
①お腹いっぱいかも!?
子犬は生後3ヶ月頃までは急速に成長します。
もちろん成長の段階に応じてフードの量や栄養量、回数を変えていく必要があるのですが、子犬にとって現在与えられているドッグフードの量や内容が成長段階に合っていないのかもしれません。
生後4ヵ月に入ったというのに、生後2ヶ月の頃と同じようにご飯をあげているというのであれば、愛犬は栄養過多な状態になっている可能性があります。
お腹が空いていないにもかかわらず、次から次へとドッグフード与えられたら、食欲が湧かないのも当然です。
②「今食べなくても大丈夫」と思っている
ドッグフードを長時間放置していませんか?
いつでも食べられる状態になっていると「今食べなくても大丈夫」と思ってしまうものだそうです。
衛生面を考えても、いつまでもドッグフードを置いておくのは良くありませんので、15〜20分経っても食べ始めないようなら下げてしまいましょう。
③ご褒美のおやつを与えすぎている!?
おやつをご褒美にするトレーニングを始めたのに、ご飯の量や運動量がいつもと同じでは、完全に食べ過ぎです。
トレーニングに使うおやつは、小さく切るなどの工夫をしてみましょう。
また、おやつをたくさん与えた場合には、ドッグフードは少なめにするなどの調整が必要です。
子犬がご飯を食べない時の対処法とは? ドッグフードにひと工夫を!
では、どのような対処法で子犬はご飯を食べてくれるようになるのでしょうか?
まずは、子犬にとって落ち着いてご飯を食べられる環境作り、そして慣れるまではできるだけそっと見守る姿勢が大切です。
ドッグフードが成長段階に合っているかということや、ドッグフードやおやつの与え方についても見直しが必要でしょう。
それでもドッグフードの食いつきが良くないような場合には、ドッグフードにひと工夫してあげるのもおすすめです!
ドッグフードにお湯をかけてふやかす
ドッグフードにお湯をかけてみることで、愛犬の食欲が湧くかもしれません。
お湯をかけるとドッグフードがふやけて柔らかくなり、香りが強くなります。
嗅覚の鋭い犬にとっては、香りが強いご飯の方が食欲をそそられます。
※ポイント
- ペットショップやブリーダーさんの元から迎えたばかりの子犬の場合には、ドッグフードは何を食べさせていたかを確認し、同じものを用意してあげましょう。
- ドッグフードをふやかすお湯の温度は火傷が心配なので、熱すぎないものを用意します。
トッピングをする
ドッグフードにトッピングをして、食いつきを良くしましょう。
犬用ミルクやトッピング用のふりかけをドッグフードに加えてみましょう。
色々な種類が売られているので、愛犬の好みに合ったものを見つけてあげましょう。
まとめ
子犬がご飯を食べなくなってしまうことは、よくあることです。
飼い主さんは焦らずに愛犬の様子を観察し、何が理由になっているかを考えてみて下さい。
正しい対処法を行い、それでも食いつきが悪いような場合には、ドッグフードに工夫をしてみましょう♪
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