来たばかりの小さな子犬がご飯を食べないのは心配ですよね。

「具合が悪いの?」「ごはんが美味しくない?」「この離乳食は間違っているの?」「食べないと死んじゃうんじゃないの?」など心配し出したらキリがありません。

 

子犬がご飯・離乳食を食べない理由は、実はたくさんあります

ストレスなどの精神的な理由、病気など。

 

来たばかりの愛くるしい子犬が、あなたの家でリラックスするためには、子犬のご飯について知っておくことが必要ですよね。

今回は、離乳食・ご飯についてご紹介いたしますので、じっくり読んでみてください。

 

子犬が離乳食・ご飯を食べてくれないのはどうして?

 

来たばかりの子犬が離乳食・ご飯を食べてくれないのには、いくつかの理由が考えられます。

 

環境の変化に戸惑っている

環境の変化に適応するのは人間でも大変なことですよね。

まだ馴染んでいない場所のにおいや、飼い主さんとのコミュニケーションに戸惑うのは当然です。

 

また、あまりの可愛さにかまい過ぎているということはありませんか?

新しい環境で、慣れない人にかまわれ過ぎて疲れてしまうのは、人間も犬も同じこと。

 

緊張やストレスから食欲が湧かないということがあります。

 

食べ慣れないドッグフードを警戒している

飼い主さんが用意したドッグフードを警戒することがあります。

警戒心の強い愛犬の場合、今まで与えられていたものと違う食べ物だったり、好みではない匂いや味がすると、食べないということもあるでしょう。

 

また離乳期には、ふやかしたドライフードを食べ慣れていた子犬が多いはず。

急にふやかしていない状態のカリカリのドックフードを与えると、噛みづらさや戸惑いがあり、警戒して食べないことがあります。

 

食べる場所に問題がある

大きな物音が響いてくる(テレビやスピーカーなど)場所、外の様子が気になる窓辺などを食事の場所にしていないでしょうか?

好奇心旺盛な子犬時期は、食事に集中できるような環境でなければ、食事どころではなくなってしうもの。

 

また、排泄の場所と食事の場所を分けたいという犬の本能から「トイレの近くでは食べない」という子犬もます。

 

フードボウルが気に入らない

「フードボールが気に入らないから食べないなんて!?」と思われるかもしれませんが、決して珍しいケースではありません。

ステンレス製や陶器製のものを、樹脂製やシリコン製に変えたら急に食べるようになった、又はその逆もよく聞く話です。

 

樹脂製やシリコン製は傷がつきやすいですし、衛生面を考えるとステンレス製や陶器製がおすすめですが、子犬が慣れないうちは、好みのものを使わせてあげるのが良いかもしれませんね。

 

人の手から食べたい

人の手から食べさせてもらう環境から来た場合には、フードボウルから食べてくれないことがあります。

ただし、飼い主さんの手から食べさせること自体は、悪いことではありません。

 

信頼関係を築くための良いコミュニケーションになっていることも。

子犬が環境に慣れるまでは、手から食べさせてあげても良いかもしれませんね。

 

フードを出しっぱなしにしている

「あまり食べてくれないから」とフードボウルにドッグフードを入れた状態で放置していませんか?

「いつでも食べられる」と安心して、そのまま食べてくれないということがあります。

 

病気の場合

内臓に先天的な異常があり、食べないこともあります。

また、感染症や、内部寄生虫による感染、熱中症、誤飲による腸閉塞などにより、食べなくなってしまうこともあるんですよ。

 

食欲不振以外の症状が見られることがほとんどですが、不安な場合には、必ず獣医師に相談しましょう。

 

ごはんを食べないときはどうすればいいの?

 

では、飼い主はどのような工夫をしたらよいのでしょうか。

ごはんを食べない場合の対処法について考えていきましょう。

 

今すぐできる!子犬にごはんを食べてもらうための工夫

ペットショップやブリーダーさんの元から来たばかりの子犬の場合には、引き続き同じフードとフードボウルを使うのが理想的です。

フードボウルについては、同じものがない場合には、できるだけ似た素材・形状・色のフードボウルを選ぶようにしましょう。

 

もちろんフードは新しく開封したてのものを用意してあげましょうね。

口に入るものが古くなっていては、人間だって食欲が湧くはずありません。

 

今すぐできる工夫をひとつだけご紹介します♪

ペットショップやブリーダーさんと同じフードを使うようにしても、なかなか食べてくれない場合があります。

違う種類のフードにした場合には尚更。そんな時は、フードにちょっとした工夫をしてみましょう。

 

例えば、現在与えているドッグフードにお湯をかけてみることで、愛犬の食欲が湧くかもしれません。この時、子犬がやけどしないような温度に調整してあげましょう。

 

お湯をかけるとフードがふやけて柔らかくなり、香りも強くなりますから、嗅覚が敏感な犬は、香りの強いものには興味を示すはず。

 

また、与えているドッグフードの粒が大き過ぎることも考えられます。

同じ子犬と言っても、犬種によって身体の大きさが違えば、口の大きさも違いますよね。

身体の大きさに合った粒の大きさのパピーフードを、用意してあげましょう。

 

食べる場所の環境を見直す

人間にも同じことが言えると思いますが、落ち着いた環境の中で食事をしたいものですよね。

新しい環境に来たばかりの子犬は、ただでさえ緊張や不安でいっぱい。

 

また、好奇心旺盛な時期ですから、集中力散漫になりがちです。

できるだけ大きな音がしない場所を、子犬の食事場所に選びましょう。

 

外の様子が気になるといけないので、窓の近くの場合には、カーテンを閉じてあげたりするのも良いかもしれません。

また、飼い主が心配のあまりじーっと見つめたり励ましたりするのもNGです。

 

そっと見守り、ご飯を食べたら優しく褒めてあげるようにします。

 

まとめ

 

小さな子犬の時期は、非常にデリケート。

様々な理由でごはんを食べてくれなくなってしまうことがあります。

 

飼い主さんの心配事は尽きませんが、まずは焦らずに愛犬の様子を観察してみて下さい。きっと何が原因なのかが見えてくるはずです。

そして、正しい判断でできることから対処してみて下さいね♪

 

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