ふわふわの被毛と、まるでぬいぐるみのような可愛らしい顔立ちが人気のポメラニアン。

賢くフレンドリーな犬種として知られていますが、意外なことに、自己主張が強く気が強いところがあります。

 

そのため、多くの飼い主さんが、愛犬が吠えることについてお悩みのようです。

今回は「ポメラニアンが吠える原因とは?」「吠え続ける・無駄吠え・朝吠えるのをやめさせるしつけ方法とは?」をテーマにご紹介します。

 

ポメラニアンが吠える原因とは? 吠え続ける・無駄吠え・朝吠える時のしつけ

 

「こんなに可愛らしい顔をしているのに!何でこんなに吠え続けるの??」とお悩みの飼い主さんが多くいらっしゃいます。

特に通りすがりの人への無駄吠えや、朝吠えるのはやめさせたいと思いますよね。

 

では、ポメラニアンが吠えるのには、どのような原因があるのでしょうか。

またその時のしつけは?

ポメラニアンの気質

ポメラニアンは、スピッツのグループに分類されます。

そり犬として働くジャーマン・スピッツが祖先とされていますが、ジャーマンスピッツはその繊細な性格から、番犬の役割を果たすことも多かったようです。

 

自分より大きな犬にも勇敢に立ち向かい、よく吠えるので番犬としては大変優秀なことが評価されてきました。

その気質を受け継いでいるポメラニアンですから、よく吠えるというのはごく自然なことなのです。

警戒心が強い

ポメラニアンは、賢く繊細な性格ゆえに警戒心が強いと言われています。

他の犬に対して威嚇のために興奮して吠えたり、サイレンの音、新聞配達や配送業者さんの来訪などの外部からの侵入が感じられる音、もちろんチャイムなどにも敏感に反応して吠えてしまうことがあります。

ポメラニアンが吠える原因とは?吠え続ける場合のしつけ方法!

 

ポメラニアンが吠え続けている場合、興奮が抑えられなくなっている可能性があります。

過度な興奮により、吠え続けてしまう場合には、興奮を鎮めるための「おすわり」や「待て」が効果的です。

 

飼い主さんに注意を向けさせることで、興奮を鎮め、気持ちを落ち着かせましょう。

ポメラニアンが吠える原因とは?無駄吠えが酷い場合のしつけ方法!

無駄吠えには「無視をする」ということが効果的です。

あまりにも吠え続けられてしまうと、飼い主さんは根負けして愛犬の言う通りにしてしまいたくなるでしょう。でも、そこは我慢が必要です。

 

飼い主さんが根負けしてしまうと「吠え続けていれば飼い主さんが言う通りにしてくれる」と覚えてしまうのです。

どんな時でも必ず愛犬の要求に応えてあげられるわけではありませんよね?

 

飼い主さんは、愛犬を混乱させない為にも、一貫性のある対応をしてあげましょう。

辛いかもしれませんが、無視を徹底することが重要です。

 

また、ポメラニアンの場合には警戒心が強く吠えてしまうことがありますが、原因である恐怖や不安を取り除いてあげることで、警戒吠えは改善できます。

チャイムやサイレンなど、愛犬の苦手な音に慣れさせることで恐怖心を和らげてあげることができます。

 

録音した音を聞かせて慣れさせ、吠えなかった場合にはご褒美をあげて褒めてあげるようにします。

ポメラニアンが吠える原因とは?朝吠える場合のしつけ方法!

 

朝吠える場合には、いくつかの理由が考えられます。

飼い主さんを起こしている

ポメラニアンという犬種は、飼い主さんへの依存度が高くなりやすい傾向にあります。

起きた時に飼い主さんがいないと寂しくて、飼い主さんに「起きてよ〜!寂しいよ!」と訴えている場合があるのです。

 

日頃からお留守番が少ないなど、いつも飼い主さんとずっと一緒にいる愛犬に多いケースです。

敢えてお留守番をさせるなど、愛犬と離れる時間を作り、飼い主さんと離れることに慣れさせることで改善できます。

 

最初は5分程度のお留守番から始め、徐々に時間を延ばすことでトレーニングできます。

お腹が空いている

「早くごはんちょうだい!」という要求吠えの可能性があります。

要求吠えには「無視をする」ということが効果的です。

 

あまりにも吠え続けられてしまうと、飼い主さんは根負けしてしまいがちです。でも、そこは我慢が必要です。

トイレをしたい

外でしか排泄をしない愛犬の場合、トイレに行きたくて飼い主さんに訴えている可能性があります。

室内でも排泄できるようにトイレトレーニングをすると良いでしょう。

まとめ

 

愛犬に吠えられ続けてしまうと、飼い主さんも段々とストレスが溜まってしまいますよね。

しかしながら、ポメラニアンの場合には、祖先から受け継いだ気質により、よく吠えるというのはごく自然なことなのです。

 

しつけにはゆっくりと時間をかけて改善していくことが求められます。

どうか焦らずに、ゆったりとした気持ちで愛犬と向き合ってあげましょう。

 

 

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