日本では昔から親しまれてきた柴犬ですが、今や海外でも大人気!
クルンとした表情豊かな尻尾が愛らしく「飼い主さんに忠実で賢い」というイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。
しかしながら、柴犬の中には頑固で気が強く、やや攻撃的な性格の子もいます。
また、「柴犬が吠えるようになった、突然吠えるようになってうるさい」とお悩みの飼い主さんが実は多いようです。
今回は、柴犬が吠えてうるさい場合のしつけ方法についてご紹介します。
柴犬を迎えてお悩みの飼い主さんは是非参考になさって下さいね!
柴犬が突然吠えるようになった?!柴犬が吠えるのはなぜ? しつけ方法とは
柴犬という犬種は、本来無駄吠えの少ない犬種です。
それにもかかわらず、以前に比べて吠えるようになった、突然吠えるようになったというのは何故なのでしょう。
愛犬を「うるさい」と思ってしまうのは飼い主さんにとっては、嫌なことですよね。
やみくもにしつけを考える前に、突然吠えるようになった理由を知っておきましょう。
【柴犬のしつけ】要求吠えの場合
「かまってほしい!」「ご飯もっとちょうだい!」「ひとりにしないで!!」などの主張をしたい時に、吠える場合があります。
そのような要求吠えには「無視をする」ということが効果的です。
あまりにも吠え続けられてしまうと、飼い主さんは根負けして愛犬の言う通りにしてしまいたくなるでしょう。
でも、そこは我慢が必要です。どんな時でも必ず愛犬の要求に応えてあげられるわけではありませんよね?
おやつをあげたり、おもちゃで気をそらしたり、「うるさい!」と厳しく叱ってみたり、その時々で違う対応をしてきた方も多いかもしれません。
しかしながら、毎回違う対応をしてしまうと愛犬は混乱し、飼い主さんとの信頼関係が壊れてしまうことも。
柴犬の場合には、飼い主さんがいかに愛犬との信頼関係を築けるかがとても重要になります。一貫性のある態度を心掛けましょう。
また、無視をできずに飼い主さんが根負けしてしまうと「吠え続けていれば飼い主さんが言う通りにしてくれる」と覚えてしまいます。
飼い主さんは、愛犬を混乱させない為にも、ぐっと堪えて無視を徹底することが重要です。
【柴犬のしつけ】運動不足などによるストレスが原因の場合
飼い主さんがたくさん遊んであげているつもりでも、愛犬は運動不足になっている可能性があります。
お散歩が足りていないのかもしれません。
ストレスが溜まると、興奮状態に陥りやすくなり、その結果吠え癖や噛み癖という問題行動に繋がってしまうことがあります。
しかし、愛犬は興奮を鎮めるために自分でコントロールする術がわかりません。
飼い主さんがコントロールしてあげるようにしましょう。
その為に効果的なのが、「お座り」や「待て」の声掛けです。「お座り」も「待て」も犬の興奮状態を鎮め、問題行動を制止しするのに役立ちます。
「お座り」や「待て」ができないという場合には、早めに教えてあげるようにしましょう。
また、運動不足がストレスの原因になっているとわかっている場合には、お散歩の時間を少し増やしたり、室内でできるおもちゃ遊びを増やすなどの工夫をしましょう。
ロープを使った引っ張り合いっこ遊びや、ボールを投げて持って来させる遊びは、エネルギーを発散させるのには効果的です。
愛犬が飽きないように何種類かおもちゃを用意してあげるのも良いでしょう。
【柴犬のしつけ】警戒心が強すぎる
子犬の時期に社会化が十分にできているのが理想的です。
しかしながら、他の犬や飼い主さん以外の人と接する機会が少なかったり、目新しい場所に出掛けるなどの機会が少ないと、大変怖がりな性格になってしまうことがあります。
そのため、ちょっとした物音に恐怖を感じて吠えてしまったり、他の犬や飼い主さん以外の人に突然吠えてしまうなどの、警戒吠えが始まってしまうことがあるのです。
頑固な性格の柴犬の場合、警戒吠えを直すのはなかなか難しいかもしれません。
しかし、時間をかけて少しずつ恐怖心を取り除いてあげることはできます。
来客時には、お客様から愛犬におやつをあげてもらうようにしたり、ドッグランなど他の犬と触れ合う機会を設けるのも良いでしょう。
急に色々な経験をさせてトラウマになってはいけないので、愛犬のペースに合わせてゆっくりチャレンジするようにして下さいね♪
まとめ
愛犬にとって、飼い主さんは唯一無二の特別なパートナーです。
柴犬のしつけに取り組む際には、愛犬といかに信頼関係を築くかが非常に重要なポイントになります。
「うるさい」と思ってしまうことを、決して責めないでくださいね。
しつけが思うようにうまく進まなかったとしても、飼い主さんは焦らずじっくりと取り組むようにしましょう。
しつけに悩みながらも愛犬が育っていく姿は、いずれあなたを癒す最高のパートナーとなりますよ。
【 ↓ クリックで応援よろしくお願いします!】