「子犬を飼い始めたけど、トイレに失敗しちゃう。トイレトレーニングはどうすればいいんだろう。」
子犬との楽しい毎日を送るために、ぶつかる大きな壁が「トイレトレーニング」ですよね。
「どうしてうちの子はいつまで経っても失敗するのだろう？」と頭を抱えてしまう方も少なくありません。
ただ、正しいトイレトレーニングを重ねることで、徐々にトイレができるようになりますので、根気強くしつけをしていきましょう。
ということで今回は、多くの人が抱えるトイレトレーニングの悩みについて、失敗した時の対処法やトレーニング方法をご紹介しますので、じっくり読んでみてください。
子犬のトイレトレーニングを始めるタイミングは？
結論から言うと、子犬のトイレトレーニングはお家に来たその日から始めることをオススメします。
理由としては、トイレトレーニングが遅くなってしまうと、子犬の中でその子なりの「トイレの習慣」ができてしまうからですね。
つまり、ワンちゃんの中で「したくなったらどこでもしたい場所にする」という考えが身に付いてしまうということです。
ですので、なるべく早く始めることが重要になります。
実際、飼っているあなたからしても、トイレを失敗されたくないと思いますから、早めにトイレのしつけを覚えさせたいものですよね。
だからこそ最初が肝心、できるだけ早くトイレを覚えてもらうようトレーニングしていきましょう。
子犬のトイレトレーニングに必要な３つの注意点！
子犬のトイレトレーニングを行うために気を付けなければいけないことが３点あります。
それが以下の通り。
- トイレのタイミングを逃さない
- 成功したらオーバーリアクションで褒める
- 失敗しても反応しない
これら3つの点を心がけるようにしてもらうと、スムーズにトイレを覚えてもらうことができようになります。
トイレのタイミングを逃さない
実は、子犬にはトイレをしやすいタイミングというものがあり、以下のタイミングでトイレをする傾向にあります。
- 寝起き
- 食後
- 遊んだあと
これらのタイミングはトイレをするタイミングを図りやすいので、トレーニングを行うのにも最適なタイミングと言えるでしょう。
子犬はトイレをしたくなると床をクンクンと嗅いだり、その場をくるくると回ったりすることが多いため、そのタイミングを見計らってトイレに案内してあげてください。
実はこのタイミングを逃してしまうと、子犬はしたい所で粗相をしてしまうので失敗にも繋がってしまうことも。
ですので、子犬のトイレのタイミングを把握するように心掛けましょう。
成功したらオーバリアクションで褒める
子犬が正しい場所でできたのならしっかりと褒めてあげましょう。
その時にはややオーバーリアクション気味に褒めることをオススメします。
特に犬は声のトーンで飼い主様の感情を把握していることが多いですので、少し高めの声で褒めてあげると、より感情が伝わりやすいですよ。
大好きなあなたに褒めてもらえることは子犬にとって代えがたいご褒美となります。
あなたの喜ぶ姿が見たい、もっと褒められたいという気持ちからその行動を自分から進んで行うようになるとのです。（可愛いですよね）
ですので、成功した時は心の底から目一杯喜び、感情を表に出してみましょう。
失敗しても反応しない
なかなかトイレを覚えてくれなかったり、成功と失敗を交互に繰り返していたりすると、つい神経質になってしまいがちですよね。
よくある失敗談ですが、愛犬がまだ子犬でトイレトレーニングをしていた頃、「失敗した時にはちゃんと怒らないと、また何度でもするんじゃないのか？」という考えがあります。
そして粗相をしてしまった愛犬を怒ってしまった。
では、この行動をするとどうなるのでしょうか？
飼い主の意見からすると、「ここでしたら駄目ということで怒った」ですが、愛犬の意見からすると「トイレをしたら怒られた」というすれ違いが起こってしまいます。
そう、実は、人間と犬の中で怒った（怒られた）理由の解釈が全く違った結果になってしまうんですね。
その結果、どうなったかというと、隠れてトイレをするようになってしまうことも。
早くトイレを覚えてもらうどころか自ら遠回りさせてしまうのです。
ですので、子犬がトイレを失敗したとしてもどうか怒らないであげてください。
急がば回れ、焦りは禁物です。
では失敗した時はどうすればいいのか？
正解は「無反応」です。
怒ってしまっては、先ほどのような結果になってしまいますし、かといって話しかけてしまっても、子犬にとっては「相手をしてもらえた」というご褒美になってしまいます。
失敗してしまった時は静かにそっと片付けるだけにしましょう。
何度もトイレを失敗を繰り返してしまう理由と対処法
子犬のトイレトレーニングが上手くいかない理由はたくさんあります。
例えば、子犬のトイレのタイミングに正しい場所に誘導する機会が少なく、まだ覚えられていないというのが1つ。
この原因の時には子犬のトイレのタイミングを逃さないようにしましょう。
2つ目は、失敗した場所に臭いが残っているから。
臭いのする所には再びしてしまう可能性がありますので、しっかりと消臭スプレーなどで消臭しておきましょう。
その他の理由として、トイレをする場所が落ち着かないというものが挙げられます。
この場合、人通りの多い場所や部屋の真ん中などにトイレを置くのは避けてみてください。
また、シーツのサイズが厚みがあっていないというのも理由の1つ。
シーツが小さかったり、尿の量と吸収量が合わない場合もありますので、その場合は一度大きさや厚みを見直してみましょう。
以上のようにたくさん原因は考えられますので、よくよく様子を観察して原因を探ってみてください。
さらには、体の不調などが原因のこともありますので、その際には獣医に相談してください。
何度もトイレトレーニングをしてみるものの、失敗を繰り返す場合は、一人で抱え込まずにドッグトレーナーなどの、専門家にも相談してみましょう。
まとめ
当たり前のことですが、犬は可愛いだけでは飼えません。
きっと一緒に暮らしていく中で、今回のトイレトレーニングのように悩んでしまうこともたくさん出てくるでしょう。
しかし、それ以上の喜びや癒やし、楽しさを愛犬は与えてくれますので、ちゃんとしつけをして楽しい毎日を送れるようにしてみてください。
もちろん、うまくいかない時には、一人で悩まず、専門家や周りの人にも相談すると答えが見えてくることも多くありますよ。
ぜひ素敵なドッグライフを楽しんでくださいね。
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