ジャックラッセルテリアは、映画やドラマなどに起用されたことをきっかけに、近年益々人気上昇中の犬種です。

皆さんは、ジャックラッセルテリアと言うとどんなイメージをお持ちでしょうか。

 

狩猟犬種で活発、元気いっぱいに走り回る、というイメージを持つ方がきっと多いことでしょう。

「これからジャックラッセルテリアの子犬を迎えたい!」という方は、そんなイメージだけで迎えるのではなく、ジャックラッセルテリアならではの気質やしつけのポイントを理解した上で準備すると良いですよ♪

 

今回はジャックラッセルテリアの子犬のしつけ方法についてご紹介します。

子犬を迎えたばかりという方は、気になる無駄吠えや、噛むのをやめさせる方法についても是非参考になさって下さいね!

 

ジャックラッセルテリアの子犬の気質とは?無駄吠えや噛むのをやめさせるしつけ方法

 

まずは、ジャックラッセルテリアの気質について理解を深めましょう。

犬種ならではの個性を理解することで、また子犬について知ることでしつけ方法がスムーズになりますよ♪

 

ジャックラッセルテリアは、キツネ狩りの為に改良された狩猟犬種です。

あらゆる犬種の中でも、好奇心旺盛な性格で高い学習能力を持つことで知られています。

 

また、狩猟犬種らしく活発で元気いっぱいに動き回ります。

若い時期には、大型犬くらいの運動量が必要なので、愛犬とたっぷり身体を動かしたい飼い主さんとは相性ぴったりです。

 

賢く学習能力が高いので、小さい子犬の時期にしつけをすることで、飼い主さんに従順なパートナーになってくれるはずです。

しかしながら、その賢さゆえに自らの判断で行動してしまい問題行動を起こすことがあります。

 

また、好奇心旺盛にエネルギッシュに動き回ることから、動くものを目にすると狩猟犬らしい本能のままに体が動いて追いかけて行ってしまうことがあるので注意が必要です。

交通事故や怪我の多い犬種なので、飼い主さんは愛犬が暴走しないように気を付けて見守ってあげるようにしましょう。

 

まずは無駄吠えや噛むのをやめさせる方法をご紹介いたします。

 

ジャックラッセルテリアの子犬のしつけ方法は?

エネルギッシュで賢いジャックラッセルテリアは、成犬になってからしつけをし直すのは大変です。

子犬のうちにしつけをしておくことが肝心です。迎えたらすぐにトレーニングを開始しましょう。

 

また、飼い主さんが愛犬の暴走をコントロールできるようにするためにも、しっかりと信頼関係を築くことを意識しましょう。

アイコンタクト、おすわり、待てなどの、愛犬を飼い主さんに注目させる為のトレーニングを繰り返すことで信頼関係を強固なものにしておくようにします。

 

ジャックラッセルテリアのような賢い犬種の場合は特に「褒めて伸ばす」しつけが効果的な結果をもたらします。

愛情深いジャックラッセルテリアには「大好きな飼い主さんに褒められたい」と学習させるようにしましょうね♪

ジャックラッセルテリアの無駄吠えをやめさせるには?

 

甘え鳴きや要求吠えには「無視をする」ということが効果的です。

叱ったりするのは逆効果になってしまいます。

 

あまりにも吠え続けられてしまうと、飼い主さんは根負けして愛犬の言う通りにしてしまったり、イライラしてつい叱ってしまうこともありません。でも、そこは我慢が必要です。

飼い主さんが根負けしてしまうと「吠え続けていれば飼い主さんが言う通りにしてくれる」と覚えてしまいます。

 

どんな時でも必ず愛犬の要求に応えてあげられるわけではありませんよね?

飼い主さんは、愛犬を混乱させない為にも、一貫性のある対応をしてあげましょう。

 

辛いかもしれませんが、無視を徹底することが重要です。

叱るのが逆効果だというのは、愛犬を興奮させてしまう可能性があるからです。

 

愛犬が吠えるのには、過度な興奮による場合があります。

そういった場合には興奮を鎮めるための「おすわり」や「待て」が効果的です。

 

飼い主さんに注意を向けさせることで、一度気持ちを落ち着けさせましょう。

ジャックラッセルテリアが噛むのをやめさせるには?

ジャックラッセルテリアは小型犬のわりには顎が強く、成犬になって噛み癖が残ってしまうと大変な怪我に繋がる可能性があります。

自我が芽生える前の子犬の時期に噛み癖をきちんと直しておくことが重要です。

 

ジャックラッセルテリアの場合には、狩猟犬としての本能の名残で、遊びの最中に興奮して本気で噛んでしまうことがあるかもしれません。

まだ小さな子犬のうちは歯が当たってもあまり痛くないかもしれませんが、遊んでいる最中に、少しでも手を噛まれたり歯が当たったら、遊びを中断します。

 

おもちゃを使って遊んでいる場合には、速やかに取り上げます。そして、動かずに無視をしましょう。

「え〜!?どうしたの?もっと遊ぼうよ」と甘える仕草でじゃれついてくると思いますが、しばらくの間は無視を続けて下さい。子犬が落ち着いたら、興奮させない程度に優しく褒めましょう。

 

ジャックラッセルテリアは「興奮させない」ということもポイントになります。

愛犬が落ち着いたら遊びを再開します。また甘噛みをされたら、無視をして落ち着くまで待つ、これを徹底します。

 

楽しく遊んでいたはずなのに、急に中断されたら子犬は悲しくなります。

段々と「甘噛みをしたり歯を当てると遊びが終わっちゃって悲しいな」と理解するようになります。

 

ただし、家族で犬を飼っている場合には注意が必要です。

全員が子犬の噛み癖に対して、同じように対応するということが重要なのです。

 

頑固な部分も持ち合わせているジャックラッセルテリアですから、家族によって対応が違うと混乱してしまいます。

例えば、「お父さんの時は噛んでもそのまま遊んでもらえた」と覚えてしまうと、甘噛みを無視するしつけをするお母さんの行動に矛盾を感じます。

 

賢い犬種ですので、対応に一貫性がないと飼い主さんを信頼しなくなり、言うことを聞かなくなってしまうことも。

必ず家族でしつけ方を統一するようにしましょう。

まとめ

興奮すると狩猟犬種としての名残から攻撃的になりやすいジャックラッセルテリア。

叱るのではなく「褒めて伸ばす」ということを意識するようにしましょう。

 

賢い犬種ですから、小さな子犬の頃のトレーニングによって色々なことを吸収してくれるはずです。

愛犬と一緒に楽しみながら、信頼関係を築くことを第一に取り組んでみて下さいね!

 

 

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