フレンドリーで賢く、ぬいぐるみのような愛らしさが人気のトイプードル。
常に人気の犬種ランキングでも上位であり、周りを見てもトイプードルを飼っている方が多いと感じるのではないでしょうか。
本来しつけがしやすく従順な犬種と言われているトイプードル。
それにもかかわらず、その愛らしさ故についついしつけを後回しにしてしまうという方が多くいらっしゃるようです。
「しつけのしやすい犬種だから大丈夫!」と油断していたら、愛犬があっというまに大きくなってしまい、成犬になってからの問題行動に悩まされている飼い主さんは多いようです。
今回は「トイプードルの鳴き声がうるさい!」とお悩みの方に、無駄吠えを止めるためのしつけ方法をご紹介します。
トイプードルが無駄吠えをする理由とは?
犬は、人間が話してコミュニケーションを取るのと同じように、吠えることで何かを伝えようとします。
「吠える」という行為自体はごく自然なことなのです。
しかしながら、あまりに頻繁に吠えられてしまっては飼い主さんにとってもストレスになってしまいますよね。
愛犬のトイプードルが無駄吠えをするのにも、いくつか考えられる理由があります。
鳴き声がうるさい!無駄吠えが多い!と思ったら止めるしつけをしましょう。
子犬の時期の甘え鳴きに飼い主さんが寛容になってしまった
トイプードルの子犬の頃の可愛いさというのは、ぬいぐるみそのもの。
寂しくて鳴いている愛犬を鳴き止まさせるために、毎回抱っこしてあげたりしていませんでしたか?
自分が鳴けば飼い主さんが優しくしてくれたことを、愛犬は、しっかりと学習してしまったのです。
何か要求がある時には吠えれば飼い主さんが思い通りにしてくれることを知っている為、愛犬は吠え続けるのです。
社会化不足により、警戒心が強く警戒吠えをする
小さな子犬の時期には、様々な経験を積ませ、社会化させることが重要です。
しかしながら、他の犬や飼い主さん以外の人と過ごす機会が少なかったり、いつも同じような場所で変化のない日常を送っていると、それ以外のことを極端に怖がり警戒するようになってしまうのです。
ストレスが溜まり、興奮しやすくなっている
ストレスが溜まると、興奮状態に陥りやすくなり、その結果吠え癖や噛み癖という問題行動に繋がってしまうことがあります。
運動不足により有り余ったエネルギーを発散させている
飼い主さんがたくさん遊んであげているつもりでも、愛犬は運動不足になっている可能性があります。
お散歩が足りていないのかもしれません。
若い時期の犬は有り余ったエネルギーを発散させる為に、吠えたり噛んだりすることがあります。
鳴き声がうるさい場合には?無駄吠えをやめさせるしつけ方法とは?
無駄吠えには「無視をする」ということが効果的です。
あまりにも吠え続けられてしまうと、飼い主さんは根負けして愛犬の言う通りにしてしまいたくなるでしょう。でも、そこは我慢が必要です。
飼い主さんが根負けしてしまうと「吠え続けていれば飼い主さんが言う通りにしてくれる」と覚えてしまうのです。
どんな時でも必ず愛犬の要求に応えてあげられるわけではありませんよね?
飼い主さんは、愛犬を混乱させない為にも、一貫性のある対応をしてあげましょう。
辛いかもしれませんが、無視を徹底することが重要です。
しかしながら、無視を徹底するということは、愛犬の鳴き声をそのままにしておくことです。
ご近所さんからいつ苦情が来てもおかしくない状況でもありますよね。
そういった場合には、防音対策グッズを取り入れるのもおすすめです。
●防音シート
愛犬が夜過ごす部屋にだけ用意しても良いでしょう。ホームセンターやインターネットで簡単に購入できます。
●サークル用の防音カバー
サークルに防音カバーをかぶせることで、音が響き渡ることがなくなります。
●防音カーテン
布が一枚掛かっているだけで、明らかに音の漏れ方が変わります。
可愛いトイプードルの場合には、幼犬の時期に甘やかされてしまったことが原因で、特にわがままになっていることも少なくありません。
許されてきたわがままをこれまでのように押し通そうと吠え続けることがあると思いますが、飼い主さんは徹底した態度を貫きましょう。
警戒吠えが酷い場合には、チャイムやサイレンなど、愛犬の苦手な音に慣れさせることで恐怖心を和らげてあげることができます。
録音した音を聞かせて慣れさせ、吠えなかった場合にはご褒美をあげて褒めてあげるようにします。
まとめ
愛犬が吠えるのをしつけのために無視したり、無反応でいるのは、どんな飼い主さんにとっても辛いはずですよね。
しかし、飼い主さんが根負けしないことこそが、無駄吠えのしつけの成功への道です。
癖になってしまった無駄吠えを止めるしつけには時間がかかると思いますが、焦らず穏やかな心で愛犬に接してあげて下さいね!
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