ふわふわの被毛と愛くるしいぬいぐるみのような姿が人気のポメラニアン。
ポメラニアンの子犬のあまりの可愛らしさに一目惚れして、犬との生活がスタートしたなんていう飼い主さんも多いことでしょう。
ポメラニアンは賢くフレンドリーな犬種として知られていますが、実は自己主張が強く気が強いところがあります。
しかしながら、その可愛らしさ故にしつけをついつい後回しにしてしまう飼い主さんが多いようです。
油断していると犬はあっという間に成犬になってしまいます。
問題行動の多い成犬にしない為にも、小さな子犬の時期に飼い主さんがしっかりとしつけに取り組みましょう。
今回はポメラニアンの生後2ヶ月〜4ヶ月のしつけについて解説してみたいと思います。
ポメラニアンのしつけは難しい?噛み癖を治すには?ということも気になりますよね。
ポメラニアンの子犬を迎えたばかりという飼い主さんは是非参考になさって下さい!
ポメラニアンのしつけは難しい?噛み癖を治すしつけ方
とても可愛らしい外見のポメラニアン。
しかしそんな印象とは裏腹に、とても自己主張が激しく、気が強いところがあります。
その為、飼い主さんにとってはしつけが難しいと感じられることがあるかもしれません。
しかしながら、ポメラニアンは本来とても賢い犬種です。
飼い主さんが正しいしつけ方法を理解し、適切なトレーニングを行えば、あっという間に色々なことを学習してくれるはずです。
まだ2ヶ月~4ヶ月の子犬の時期に噛み癖を治すことも大切です。
ポメラニアンは噛み癖がひどい!?
小さな子犬の時期には、多くの飼い主さんが噛み癖に悩まされるものです。
しかし、少々神経質なところのあるポメラニアンの場合、噛み癖が深刻な問題行動に繋がるケースもあります。
例えば、飼い主さんがお手入れの為にちょっと触っただけでガブリ、なんていうことがあります。
「お手入れは嫌い!やめて!」という主張を、噛む事で飼い主さんに示すのです。
子犬のうちはあまり噛む力が強くないため、飼い主さんも「痛くないから大丈夫」と軽く考えてしまうかもしれません。
しかし、可愛い子犬もあっという間に成犬になってしまいます。
元気な成犬にガブリと噛まれたら大怪我をしてしまいますね。
噛み癖は小さな子犬の時期に直しておくようにしましょう。
ポメラニアンの噛み癖を治すには?
噛み癖のしつけには「反応しない」「無視をする」ということが効果的です。
噛まれても無視したり、目を合わせないようにします。
「ダメでしょっ!」「痛いじゃないっ!」などと叱ったり、中には叩くのがしつけだと思っていらっしゃる飼い主さんもいますよね。
しかし、噛み癖を直す為には望ましい行動とは言えません。
飼い主さんが大きな声を出すことで、子犬の興奮を煽ってしまう可能性があります。
興奮は噛み癖や唸り癖、吠え癖などの問題行動に繋がりやすく、飼い主さんのそのような反応が結果的に愛犬の問題行動を助長してしまう可能性すらあります。
また、愛犬は飼い主さんに叩かれてしまうことで「飼い主さんは自分に嫌なことをする存在」と覚えてしまいます。
それでは愛犬と良い信頼関係を築くことはできませんよね。
良好な信頼関係を築けないことで、以降のしつけにも支障が出てしまうかもしれません。
子犬にとっては、大好きな飼い主さんに無視をされる、無反応でいることが最も効果的な叱り方なのです。
生後2ヶ月〜4ヶ月頃に治すしつけ方とは?
ポメラニアンを迎えた飼い主さんが、必ずクリアしておきたいしつけにはどのようなものがあるのでしょうか。
「おすわり」と「待て」
ポメラニアンの飼い主さんは、噛み癖や唸り癖、吠え癖に悩まされる方が非常に多いようです。
しかしながら、いずれの問題行動も、興奮を鎮めてあげることで改善できます。
生後2〜4ヶ月には、興奮を鎮めるためのしつけである「おすわり」や「待て」を教えておくと良いでしょう。「おすわり」も「待て」も犬の興奮状態を鎮め、問題行動を制止しするのに役立ちます。
興奮状態の愛犬に「ダメッ!」などと声を掛けてもあまり意味がありません。
興奮状態の犬はまずは落ち着かせないといけません。その為の号令が「おすわり」や「待て」なのです。
飼い主さんに注意を向けてほしい時にも役立ちます。
アイコンタクト
愛犬との信頼関係をしっかりと築いておくことは、しつけをスムーズに行う上でも非常に重要です。
その第一歩となるのが、アイコンタクトなのです。
生後2ヶ月〜4ヶ月のまだ小さな子犬のうちにアイコンタクトができるようにしておきましょう。
「愛犬の名前を呼んで、こちらに目を合わせて耳を傾ける様子をしっかりと確認できたらよく褒める」という簡単なトレーニングですが、「自分の名前が呼ばれたら褒めてもらえて嬉しい!」と覚えてもらうように教えることが非常に重要です。
ボディコントロール
ボディコントロールをしっかりとしておくこともポメラニアンにとっては非常に重要になります。
ボディコントロールを行うのは、飼い主さんとのスキンシップを通して信頼関係を築くという目的だけではありません。
賢いポメラニアンには他の犬種に比べてやや神経質な一面があります。
撫でられたり、抱っこをされるのが苦手なままだと、飼い主さん以外の人が触ろうとするだけで噛んだり唸ったりしてしまうようになる可能性があります。
必ず子犬のうちに、身体のどこでも触らせてくれるようにしておきましょう。
普段のお手入れを通して、口周りや尻尾なども嫌がらずに触らせてくれるようになったら完璧です。
まとめ
ポメラニアンを迎えた飼い主さんは、まずは愛犬の性格をしっかりと理解し、正しいしつけ方法でトレーニングに臨みましょう。
本来とても賢い犬種なので、学習能力は高いはずです。
トレーニングがなかなかうまく進まなくても、焦る必要はありません。
愛犬と一緒に楽しみながら、信頼関係を築くことを第一に取り組んでみて下さいね!
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