今や日本だけでなく、海外でも大人気の柴犬。

特に柴犬の子犬のコロコロとした愛らしさや、クルンとした表情豊かな尻尾はたまりません。

 

そして、多くの方が飼い主さんに忠実で、賢いけれど頑固な性格というイメージを持たれているのではないでしょうか。番犬向きの犬種とも言われていますよね。

そんな柴犬は日本では古くから親しまれている犬種ですが、柴犬の中には頑固で気が強く、やや攻撃的な性格の子がいます。

 

しつけがうまくいかず、愛犬が成犬になってからも問題行動に悩まされている飼い主さんは少なくありません。

柴犬のしつけは難しいのでしょうか。

 

今回は「柴犬の子犬が言うことを聞かない!」とお悩みの飼い主さんや、これから柴犬を迎える飼い主さんは是非参考になさって下さいね!暴れる場合の対処法についてもご紹介します。

 

柴犬のしつけは難しい!? 言うこと聞かない子犬のしつけ方

 

柴犬の子犬を迎えたばかりという飼い主さんの多くが、早速しつけに悩まされてしまうというのはよく聞く話です。

子犬の集中力は長続きしないものですし、言うこと聞かないし暴れるし、一度にたくさんを覚えることもできません。

 

「なかなか覚えてくれない!」「全然言う事を聞いてくれない!」とイライラしてしまうこともあるでしょう。

しかしながら、こういった状況はどんな犬種であっても、子犬の時期には多かれ少なかれあるものなのです。

 

もちろんしつけをスムーズに進めることも大事です。

しかし、柴犬の子犬を迎えた飼い主さんがこの時期に最も意識しないといけないのは、「信頼関係を築く」ということなのです。

 

生後3ヶ月くらいまでは、厳格にしつけをするのではなく、飼い主さんと愛犬との信頼関係の構築期間だと考えて下さい。

長時間のトレーニングや、飼い主さんが感情にまかせて叱ってしまうと、愛犬は「飼い主さんは自分に苦痛を与える存在」と覚えてしまいます。

 

愛犬にストレスを与えないようにトレーニングを行い、飼い主さんとの信頼関係をしっかりと築くことが、スムーズなしつけを行う為のコツでもあります。

特に柴犬という犬種の場合には重要なポイントになります。

 

愛犬も「自分のことを理解してくれている」と感じられる相手を信頼するものなのです。

柴犬の子犬が暴れる場合のしつけとは?

そもそも、子犬が暴れるということはごく普通のことなのです。

柴犬に限ったことではありません。

 

子犬が急に暴れたりするのは、些細なことでも興奮しやすい子犬にありがちです。

また、子犬が暴れ回るというのは、運動不足を解消させていると言う側面があります。

 

たくさん遊んであげているつもりでも、愛犬にとっては運動不足になっている可能性があります。

有り余ったエネルギーを子犬なりに発散させているのです。

 

では、子犬が暴れる場合にはどのように対処したらよいのでしょうか。

飼い主さんにとって頭の痛い問題であるというだけでなく、犬を飼っていない人が見たら仰天してしまいますよね。愛犬を怖がってしまうかもしれません。

 

そんな時は、「お座り」「待て」の声掛けをするのが効果的です。「お座り」も「待て」も犬の問題行動を制止し、興奮を鎮めるのに役立ちます。

愛犬の運動不足に心当たりのある飼い主さんは、お散歩の時間を長くしたり、室内でできるボール遊びや引っ張り合いっこ遊びなどを効果的に取り入れてみましょう。

 

ただし、引っ張り合いっこ遊びなどの犬が興奮しやすい遊びの場合には、愛犬が興奮してきたら速やかに中断します。

興奮は癖になりやすいので、興奮させ過ぎないように飼い主さんが注意してあげましょう。

 

興奮しやすく攻撃的な柴犬にしないためにも、飼い主さんが興奮を鎮めるためにコントロールしてあげることが重要なのです。

柴犬の子犬が暴れる場合の間違ったしつけ方

 

愛犬が興奮して暴れている時に、問題行動をやめさせようと大きな声で叱ったりしてはいけません。

飼い主さんが感情的に大きな声で叱ることによって、愛犬はますます興奮してしまいます。

 

愛犬が暴れているときには、飼い主さんは興奮を鎮めることを第一に考えるようにしましょう。

「お座り」や「待て」の声を掛けて落ち着かせるのが効果的ですが、まだ覚えていないなどの理由で難しい場合には、落ち着くまで静かに見守るのが一番です。

まとめ

「柴犬を飼い始めてみたら、思っていたのと違って意外と難しい」と思ってしまった飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、子犬の時期にはどんな犬種であっても、多くの飼い主さんが同じように悩みを持つものです。

 

柴犬の場合には、子犬の時期にいかに飼い主さんとの信頼関係を築いておくかが非常に重要なポイントになります。

しつけが思うようにうまく進まなかったとしても、飼い主さんは焦らずじっくりと取り組むようにしましょう。

 

人間と同じで、犬にもそれぞれ個性があるものです。

愛犬にとって、飼い主さんは唯一無二の特別なパートナーであるということを忘れてはいけません。柴犬という犬種に関しては、特にその思いが強い傾向にあります。

 

強固な信頼関係を築くことによって、素晴らしい家族になってくれることでしょう。

 

 

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